伝統工芸品とのコラボ | 一般社団法人福岡県古民家再生協会

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文化的価値や建物の耐久性を元にして家屋の価値を評価します。
古材を活用したリフォーム・新築を進める事により資源循環型の社会に貢献します。

今回のリフォームには古材を使い内装には、欄間や差し鴨居といった味わい深い雰囲気に仕上がりつつあります。


その中に伝統工芸品でもある「八女和紙」を使ったオリジナル品をはめ込む事にしました。地元和紙をどこかに使えないかと考え、施主様と思案。


建具の中や天井の明り入れに入れたらと八女和紙工房へ行ってきました。


八女の手すき和紙の歴史は、九州で最も古く、今から400年程前の文禄4年(1595年)旅の途中に立ち寄った日蓮宗の僧、日源上人が故郷の越前国(今の福井県)に伝わる和紙の技法を伝授したことにはじまりました。


最盛期には2000軒の紙すき場があったと言われています。特徴は、八女市の南端を東西に流れる矢部川の清流に恵まれ、この地方特有の繊維の長い(こうぞ)を主原料としているため引きがよく強くて優美なわしが出来上がります。


j今回八女和紙を使った「切り絵」を建具におりこもうとしてます。伝統工芸とのコラボです。



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こんな感じにできればと考案中です。
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立体感がありますが一枚の切り絵です。



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施主さんと切り絵師とアイデアを絞り模索してます。間もなく完成しますからお楽しみに。