奥八女の今 | 一般社団法人福岡県古民家再生協会

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文化的価値や建物の耐久性を元にして家屋の価値を評価します。
古材を活用したリフォーム・新築を進める事により資源循環型の社会に貢献します。

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ご覧の様に奥八女は色づき始めました。
このところ冷え込みが酷く一気に紅葉の様相を感じます。

こんな秋晴れの日は街並み散策もいいものです。

八女市には昔から受け継がれてきた伝統工芸や手仕事が沢山あります。

まず、「八女手すき和紙資料館」では手すき和紙の制作工程が見学でき、葉書、名刺などの手作り体験もできます。

和紙は楮(こうぞ)やみつまたを原料に作られ、八女はそれが自生していて、この地が和紙の生産に適していることを知った 日源上人(にちげんしょうにん)により400年前に紙すきの技法が伝えられました。

その他、八女和ごまやけん玉、八女矢、八女竹細工、久留米絣などの工芸品もあり、職人さんの匠の技の実演も見ることができます。
八女福島仏壇と八女灯籠は国の伝統的工芸品に指定されています。

伝統技術の伝承と地場産業の発展を目的に作られた八女伝統工芸館前には高さ10,5m 重量108,8tの巨大石灯籠があります。

漆塗りと金箔を施した格調高い仏壇は細部にまで芸術性と美しさを兼ね備えています。

伝統技法に圧倒されること間違いなしです。
八女市に立ち寄られた際には是非ごたんのう下さい。