立命館大学教授 京都大学名誉教授の工学博士をたずねる。
日本で唯一「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」の検討委員会委員長でもあります。
木構造と木造文化の再構築を目指し、伝統構法木造建築物の耐震設計法、また歴史的・文化財構造物の保存・再生にも取り組んであります。
木造、特に伝統構法の家は地域産材の有効活用に適しており、地域の山森林の保護・再生に繋がります。
教授は、伝統構法の良さを生かして実務で使える「伝統構法の設計法」の構築に向け研究者、行政、また実務者と一体となって伝統構法を未来につなげたいと言われます。
まさに せの通りだと思います。また教授は地域の風土や歴史とともに育まれてきた伝統構法の構法や構造特性に配慮した、実務者が使いやすい伝統構法の設計法を作るとされます。
名刺を交換させて頂き、古民家再生協会の事も知ってありました。今後の伝統構法の継承、再生、創生に頑張ってくださいとの言葉を頂きました。
実は今日、福岡で木造建築物 それも伝統構法を条件とした家造りの設計コンペ プレゼンションのコンテストがありました。
36校におよぶコンテストプレゼンションです。
大学生はあまり木造建築物というと学んでないと聞きます。
さながらわが民家の甲子園のようです。感動的でした。結果は最優秀校「九州職業能力開発大学校でした。また日本大学校でした。
この設計コンペプレゼンションを企画されたのはなんと女性の方です。
5年前にコンペを始められたということ。「伝統構法」という言葉をその時、聞いたという事
今回6回を迎えられたようです。そして、想いは後世に継承していくことこそが日本の森林保全に活力を与えるのだと言われます。
なぜこの伝統構法に関わることになったかというと、お父様が材木屋さんでもあり 私もなるほどと思いました。
受付で名前を書き出したとたん「あの井上さんですか」 向こうは知ってありました。ちょっぴり嬉しい気持ちになれました。
何かありましたら協力してくださいとのよきお言葉。
私たちもグリーン建築 を推奨します。