数日前、妻が「何これ! 床が濡れているよ!」と騒ぎはじめました。

洗濯機を置いてある洗面所一帯のフロアが少し水で濡れているようでした。

 

「漏水⁉ 洗濯機からかな?」

 

我が家はマンションの最上階。大量に漏水すると階下に水がしみ出し、壁紙や家具、電気類の補償に数百万円を請求されることがよくあります。

漏水のためのマンション保険というのがあるのですが、残念ながらやめていました。

水漏れのイラスト素材 - PIXTA

▲マンションの漏水は補償かヤバイ!

 

漏水といっても、コップに半分程度の水の量です。洗濯機からではなく、何か別の漏水かもしれないからと様子を見ることにしました。

 

残念ながら水濡れ騒ぎ以降、洗濯機を稼働させる度に床が濡れる現象が発生。

よせばいいのに私が洗濯機を裏返して、下部の排水ホースあたりを細かく調べた翌日、風呂の手桶ぐらいの量の水が漏れ始めました。

 

洗濯機本体からの漏水か排水ホースからの漏水かわからず、(多分、排水ホースだと思いますが)修理を呼んで原因究明するのも現実的でなく(保証期間とっくに経過)、急きょ洗濯機を買うハメになりました。

 

家電量販店に行くと日立、Panasonic、東芝、シャープ(台湾の鴻海)などいろいろ並んでいますが、驚いたことに国内の工場で製造されたものはほとんどありません。

 

今や高級家電以外はすべて中国や台湾、東南アジアといったところで製造されているのです。

だからでしょうか、家電製品の耐久年数が昭和時代よりもグッと短くなっている気がします。

 

家電量販店に「洗濯機が7年経過して漏水したんだけど」というと即「買い替えの時期ですね」という返答。

 

冷蔵庫や洗濯機・・・・

「昭和時代の感覚だと10年経過しても使えたんだけどなぁ」

「メーカーが宣言する耐久年数でキッチリ壊れるようになったんだなぁ」

 

と驚き。

 

とにかく、水漏れリスク回避で買い替えることにしました。

また買い替えた洗濯機も7年したら壊れるのだろうな、と思うと何やら品質低下した耐久消費財を買わされている気がしてなりません。

 

中国製スマホもきっちり耐久年数経過したら壊れました。

10年前の日本製スマホはまだ動いています。

 

安いけど品質の低い電化製品に今の時代は取り囲まれているようです。

長く持ったら買い替えてもらえなくなるので、耐久年数過ぎたらタイマーを仕掛けたように壊れるのかも知れません。