大学四年になる長男の就活が実質上終わりました。

結局、労働環境や労働条件がまともな就職先は得られませんでした。

 

原因はいろいろありますが、長男の発達障害も少なからず影響したのかも知れません。(発達障害のことは伏せて、通常の就活をしました)

 

今後は発達障害の詳しい検査をしながら、長男の特性にあった就職先をと考えています。(おそらく今、内定もらっているところは半年と耐えられないと思うため)

 

以下は長男の発達障害を気づくまでのエピソードを忘備録として記述します。

これを見て似たような経験や体験等あれば参考までにご意見いただければ幸いです。

 

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【小学校1~2年】

・外で偶然クラスメイトに出会った際、向こうは満面の笑みを浮かべて親し気に長男に声を掛けてきたものの長男は咄嗟にサッと姿を隠す。

 

・妻が小学校の教師と個人面談した際、長男だけ休み時間ひとり読書をして過ごしているが、本を好きで読んでいる様子はなく、クラスメイトから声をかけられるのを避けるための挙動のように思えるという指摘を受ける。

 

【小学校3~4年】

・野球に興味を持った長男。近所のリトルリーグに入るものの集団行動が苦手な様子。昼食時、自ら進んで独りぼっちで弁当を食べる姿を何回も見かける。

 

【小学校5~6年】

・相変わらず休み時間はひとり読書をして過ごしているが、小学校高学年になるとそうゆう本好きの児童も増えるため目立たなくなる。担任からは本が好きなんですねと

褒められたとか。

 

・遊び友達というものがひとりもいない様子であることに気づく。

無視されたり、いじめられている訳ではなく、自分で進んでひとりでいる様子。

これも長男の個性だとあまり気にしてはいなかった。

 

 

【中学2年】

・妻の体調が悪いため急きょ私が三者面談に行くこととなった。

長男の担任は学業成績のことには一切触れず、クラスでほとんど口をきかない長男が自身のことをキチンと皆の前で説明できるようになったと報告。

 

長男は場面緘黙(かんもく)というものではないかということだった。

 

 

【中学3年】

・ある教科で中間・期末テストで100点近い点数を取ったにかかわらず成績が五段階の3だったため、その理由を教師に尋ねると、提出物を出さなかったり、重要な課題を何回も忘れるため良い評価をつけられないと言われる。

 

・高校受験の受験手続書類の期日を長男は失念。あわてて手続きをするものの重要な受験に関することをうっかり失念する長男に少し違和感を感じる。

 

・塾の教師から長男は集中力が続かず、30分ほどが限界なので集団指導ではなく、個別指導に切り替えたいという申し出がある。

 

 

①友達というか誰一人知り合いがいないこと(常にひとりでいる)

②非常に重要で大切なことを簡単に失念すること

③関心の薄いことに対する集中力の無さが際立っていること

 

 

長男の周囲からはそうした指摘が出ていたものの私は

「それも長男の個性のひとつ」

「確かにちょっと変わったところはあるが、大物みたいでむしろ良いこと」

と全く気にしていませんでした。

 

 

そして、高校に進学して長男の抱えていた特性が原因で騒動が勃発することになります。

当時私は発達障害という言葉は知らず、長男はちょっと個性的な人(変わり者)なだけという認識しかありませんでした。