毎日のようにニュースで流れる為替レートや日経平均株価、NYダウ平均株価・・・。
「ああ、私は投資とかやっていないから関係ないよ。」
そう思われる方も少なくないと思いますが、正規雇用の勤め人なら自分の年金や退職金に大きく影響する事項でもあります。
そう、確定拠出型年金。俗にいう401Kは今や多くの企業で導入されていて、
「自分の年金や退職金を増やすも、減らすも本人次第」
の要素が強くなってきています。
私の勤める会社も401Kを導入していて、時期を見て儲かりそうな金融商品セット
(例えば、欧米安定株セットや日本上場株セットみたいなもの)を選択して掛け金を掛けます。
経済市況に大きく依存するので、経済状態が良くない時は国債のセットや預金セットみたいなものを選択します。
今、日本はとんでもない円安が進行中。
おかげで日本の製造業関連は輸出関連を中心に株価がうなぎ上りの傾向です。
(米国との金利差もありますが・・・)
そこで、円安&物価高で世が騒ぎ始めた頃から思い切って自分の年金・退職金の8割方を日本株セットで掛けました。
結果は半年で元金の15%アップです。
しかし、これは一時的なもので日本企業の成果が"期待外れ"だったりすると暴落します。暴落すれば、そのままにしておくと正反対の結果になります。
もちろん日本の経済動向に直撃弾を与えるのは米国の動向。
NYダウが上がれば、翌日の日経平均は上がりますし、下がれば日経平均も下がる傾向というわかりやすい構図。
日本の株価はほぼ米国を中心とした海外投資家たちによって左右されているのです。
そんな状況の中、大統領選をめぐり
・共和党のトランプ候補が銃撃された
・民主党のバイデン大統領が大統領選出馬をやめてハリス候補を推すことにした
等々のニュースが出るたび、「そろそろ401Kの賭け先も変えようかなぁ」と考えはじめています。
私は基本的に投資みたいなものは好きではありません。
投資家の人が聞いたら怒られるかも知れませんが、ギャンブルにしか思えません。
「投資は断じてギャンブルではありません!」
そういうセリフはさんざん聞かされましたが、
競馬をやる人は競走馬の馬の状況や馬場の状態、気温や気象条件などの要素を勘案して、馬券を買います。(もちろん,勘だけで馬券買う人もいますが)
それと株や債権を買う行為が私には同じに見えて仕方ありません。
「だから投資はやるつもりはありません!」
と言いたいのですが、自分の年金や退職金を否応なく運用しくてはいけない401Kは強制投資にも感じてしまいます。
自分のお金を半強制的にギャンブルさせられるってどうなのでしょうか?