2年前突然、心臓僧帽弁閉鎖不全だと診断された私。

完治させるには心臓手術をするしかないと言われ途方に暮れました。

 

それまで手術はおろか入院すらしたことのない私。

まして人生初の手術がよりによって人間の急所である心臓。

 

「心臓の手術って、どうやるの? 肋骨を取ってやるって本当?」

「ちょっとでもミスたりしたら即死亡? 成功率はどのくらい?」

 

不安に駆られてネットや本を買い込んで必死に調べて、勉強しました。

そんな中、レンタルビデオで出会ったテレビドラマが『ブラックペアン』でした。

 

▼ドラマ・ブラックペアン

ブラックペアン_S1-01

 

嵐の二宮和也さん演じる天才心臓外科医師が繰り広げる医療系ドラマですが、ドラマで取り扱う主たる疾患に対する施術が僧帽弁形成術でした。

 

僧帽弁形成の手術を行うには人工心肺装置を回さないといけませんが、ドラマでは内野聖陽演じる心臓外科教授がオンビート(人工心肺を回さないで手術する)でやるとか、ロボットで心臓手術を行うといった当時の先端技術が紹介されていて釘付けになりました。

 

ドラマでは"ダーウィン"という名で出ていた手術ロボットは現在"ダヴィンチ"と呼ばれているもので、実際に東京・浜田山にあるニューハート・ワタナベ国際病院で僧帽弁形成手術を実施していることを知り、ここで手術を受けることを決めました。

 

そんなわけで医療ドラマ『ブラックペアン』は私にとって特別な意味を持つドラマです。

 

その『ブラックペアン2』が今夜(7/7)が放送されるとのこと。

ドラマのストーリー展開のみならず最新の外科医療も紹介されることを期待してやみません。