先日、妻と一緒に近所のスーパーへ買い物に行きました。

 

Lドパを飲んで1時間ほど経過したので妻は問題ないと出かける用意をしていましたが、何となく動きが鈍く、ほんの少し前傾姿勢だったので気になった私は一緒に行くことにしたのです。

 

外に出ると妻はスタスタと普通に歩きましたが、足取りに少し元気がありません。

まるで長距離を歩き続けた時のような感じの歩き方でした。

 

「ちょっと、どこかで休もうか?」

 

私がそう言うと「そうする」という返答。

 

妻はどこかベンチに座ってLドパが効いてくるのを待つ算段のようでしたが、それではゆっくり休めないと思った私は喫茶店に寄ることを提案しました。

 

飲み物とケーキのセットを注文し、妻は少し気分が変わったようでした。

 

お茶とケーキが終わる頃になり、「クスリが効いてきた。動ける!」と妻が言うと

本当いつもの妻に戻りました。

 

妻は言います。

最近、クスリ(Lドパ)を新しく飲む時間になると

「動きにくいなぁ」

と感じることが顕著になってきたと。

 

妻はパーキンソン病と診断されてもうすぐ2年。

Lドパを300mg/日になってから1年半ほどです。

 

まだまだLドパが良く効くハネムーン期だとは思うのですが、症状的には軽度のウェアリング・オフ現象が出ているのかも知れません。

もちろんジスキネジアのようなものは皆無です。

 

パーキンソン病のウェアリング・オフが酷くなると日常生活に大きな支障が出るというのはよく耳にすることですが、個人差があるとはいえ、発病からどのくらい経過すると深刻なウェアリング・オフになるのか知りたいです。

 

妻はまだまだハネムーン期間中とは思いますが、ハネムーン期間でもクスリの効果の切れ目が感じるようになるとは思いませんでした。

 

病気の進行とともに狭くなる「治療の窓」

 

 

パーキンソン病の進行を遅らせる薬が1日も早く出ることを切望します。

 

上のパーキンソン病の経過のスパンが30年程度だったら問題ないのですが・・・

今はどのぐらいなのでしょうか。