今日は私の母親の2回目の命日でした。
家族と私の父とで母の墓参りに行き、その帰りに夕食に高級焼肉店へ寄りました。
焼肉店は新型コロナの感染拡大が伝えられて以来、もっともコロナ感染しやすい場所ということで行くことをずっと控えていて、気が付いたら何と4年ぶりの焼肉でした。
そこで驚いたのは価格。
コロナ禍以前の価格の2割~3割増しになっていました。(浦島太郎の感覚です)
消費税も外食は10%になるので都合4割~5割増しの感覚です。
こんなに物価が上昇しているのに景気は一向によくありません。
不景気とインフレが同時進行に起こるスタグフレーションという事態が日本を蝕んでいるのを実感します。
日本が経済大国だったのは30年前で、今は斜陽国になりつつあります。
息子たちの世代に何が起こるのか心配です。(大丈夫か? 日本)
さて、4年ぶりとなる高級焼肉。
それはそれは感動でした。
「これが和牛の焼肉なんだね。」
「家の鉄板でやる焼肉とはどこか違うよね。」
「高いから、よくよく味わって食べようよ。」
周囲に聞かれたらちょっと恥ずかしくなるようなアンダー庶民的な内容の会話。
でも久しぶりの高級焼肉は経済的理由じゃなくて、コロナ感染が理由だからだと私は力説したものの、家族はそんなことはどうでも良いという感じでした。
亡くなった母も和牛の高級焼肉は大好きで、コロナ禍の間中
「あの焼肉食べたいねぇ~ コロナが流行っているから仕方ないけど・・・」
とボヤいていました。
亡くなる前に一度でいいから食べさせてやりたかったです。
ごちそうさまでした。