昨日、久しぶりに工場の技術の人たちと話しをしました。
本社に異動してから4年ぶりになっていました。
私が心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全)の手術をしたこと
今また目が緑内障でおかしくなっていること
妻のパーキンソン病が判明して、投薬中であること
等々を話すと
「4年の間に随分起きたね。4年後はどうなるんだろうね?」
と苦笑されました。一寸先は闇とはこのことです。
すると工場の技術職のひとりが
「俺、今やばいんだよね。」
といいはじめました。
訊くと、先月に新型コロナに感染してしまったのだとか。
コロナ報道もすっかりなくなったので、新型コロナは終結したと判断してノーマスクで電車通勤を開始したところ感染したのだそうです。
ただし、従来言われているような高熱も咳も全くでなかったそうです。
唯一の症状は微熱。
37.5度程度の微熱が1週間近くも続き、白血病か何かだったらヤバイかもと検査したところ、新型コロナ感染だったということ。
治療して5日もするとウィルスもなくなり、完治したと医師より言われたそうなのですが、その後に新型コロナ後遺症が出たということ。
具体的には
・頭がまわらない⇒論理的なことが全く考えられなくなった
・ひどい倦怠感⇒うつ病のような症状。一時期はトイレに行くのも面倒になった
・生理的意欲の著しい低下⇒飲食、睡眠、もちろんアッチの方にも何の意欲もない
というのが今もあるのだとか。
このため仕事も作業系の仕事に切り替え、半休や時短勤務にしているということでした。
「コロナというより、重症のうつ病にかかった感じだよ。」
そう言っていました。
現在の心配事はこの重症のうつ病的症状がいつまで続くのか全く見通しがつかないことだといいます。
新型コロナの後遺症に苦しむ人は相当数いて、それらの多くは職を追われたり(退学したり)して、生活が一変してしまうことも少なくないと言います。
新型コロナ感染症、死亡することが稀になったので怖がられなくなりましたが、まだまだ恐ろしい後遺症がある事実は認知度が高くありません。
手洗いマスク、消毒はもちろんのこと、不特定多数の人たちとのむやみな会食は気をつけた方がいいみたいです。
まだまだ侮れません新型コロナ感染症。
皆様もお気をつけください。