今日、レントゲンや心臓エコー検査を行い、左心房への逆流なく、心臓に異常ないことを確認できたとして、明日の退院が決まった。

 

退院が決まると、退院後の生活についての冊子を渡され、担当看護師さんが冊子の各項目について説明する時間があった。

 

重いものを持つな、風呂は39℃程度で熱い湯に入るな等々の諸注意を読み合わせるのである。

 

とりわけ目新しい項目もないのだが、これも退院に向けた病院の儀式のひとつだと思い、我慢して聞いていた。

 

するとひとつだけ担当看護師さんが飛ばした項目があることに気がついた。

 

項目名は『性生活について』。

 

私は退院儀式なので担当看護師さんがうっかり飛ばしてしまったのだと思い、性生活の項目を割愛したことを指摘した。

 

すると、その担当看護師さんの強烈なひと言が炸裂した。

いわく、

 

「性生活、なさるのですか?」

 

なさる、なさらないの問題ではなく、退院後の諸注意事項で重要なのではないかと私は思いながらも、返答に窮した。

 

※ちなみに私は酒、タバコを嗜まないと言っているのに、その項目は杓子定規に説明していました。(明らかにおかしい)

 

「性生活につきましては若い世代の方なので」

 

けっこうグサリときました。

そりゃ、担当看護師さんから見れば私の年代は父親ぐらい。

 

性だの色恋沙汰には無縁な世代に見えるのかも知れないが、少し傷つきました。

 

こう見えても、織田裕二や江口洋介と同学年なんですけど・・・

 

入院中、医師や看護師さんたちから、さんざん若い、若いと言われて有頂天になっていただけに

 

「性生活、なさるのですか?」

 

発言は少しショックでした。

 

とにもかくにも、私の心臓僧坊弁手術は何とか無事に終わることとなりそうです。