いよいよ心臓僧坊弁の手術当日となった。

私の手術は午後から開始予定に変更。

 

朝から絶飲食です。

 

臆病な小心者なのに何故か腹がすいています。

ビビっていても人間はお腹が空くのかも知れません。(意外に大物かも?)

 

朝、私の病室に執刀医の渡邊院長が来てくれました。

握手をいただき、よろしくお願いいたしますと頼みました。

 

まだ手術開始まで五時間あまりありますが、精神が落ち着きません。

(そして空腹で辛い)

 

37年前、最初の大学入試が人生で一番緊張しましたが、今回はそんなレベルではありません。

 

でも、手術説明時に言われた

 

「手術を頑張るのは医師やスタッフです。」

「患者さんは術後を頑張るんですよ」

 

という言葉はまさにその通りで、私が緊張しても仕方ないのは事実。

 

麻酔から覚めてからが私の闘いなのだと気を引き締めました。

 

術後しばらくは集中治療室です。

ここが修羅場らしいですが、何とかお手柔らかにしてもらえるよう神に祈ります。

 

それにしても、手術を待つ身というのは落ち着きません。