三連休も終わり明日から通常の日々がはじまります。
私に残された時間はあと1カ月とちょっと。
明日も大量の書類選考が通過しなかったことを知らせる連絡メールの嵐がやってくることでしょう。
4月までに再就職先が決まらなければ文字通り失業者となります。
考えて見れば58歳になった人間を正社員で雇用するカタギの会社はありません。
よくて契約社員ですが、その契約社員ですら苦戦するありさまです。
契約社員というのは原則年度ごとに雇用契約を継続するか否かを検討されます。
よほどのことがない限り、3年~5年間は雇用契約を打ち切られることはないのが通例ですが、法的には「来年度は雇用いたしません。」とやられても違法ではありません。
昇給もほとんどなく、毎年定額の給料で雇用される契約社員。
私のような定年間際の年齢なら仕方ないですが、30代や40代の世代では人生設計が描けない厳しい雇用環境です。
でも契約社員や派遣社員がもっとも恐れるのは不安定な雇用ではなく、不意に襲い掛かって来る就労に影響するような病気や怪我です。
正社員は傷病手当というシステムにより病気や怪我からある程度守られていますが、契約社員や派遣社員はほとんど守られていません。
使えなくなったら即クビ斬りになるのが現実なのです。
私も15年ほど前、同じ部署にいた派遣社員が通勤途上の交通事故被害に遭い、全治3か月の大怪我をしました。
私は当時、課長代理の職位にあり、被害者である派遣社員の方に
「しっかり治して、職場復帰してくださいね。」
とメール連絡して激励しました。
しかし、上層部は3カ月も穴を開けられたら職場が回らないから、別の人間を手配するよう派遣会社に要請しろと命じてきました。
派遣会社は私が要請した翌日には新しい人を職場に派遣してきました。
私はてっきりケガした派遣社員が完治するまでのリリーフだと思っていましたが、結局完治しても職場復帰することはなく、リリーフのひとがそのままいつくことになりました。
本当に派遣社員や契約社員はアルバイトのような感覚で雇用するものなのだということをこの時、はじめて知りました。
派遣や契約社員は要するに消耗品と同じ扱いなのです。
今、私はその契約社員になろうと必死になって求職活動をしています。
何とか職にありつけても、勤務に差し障りが出る病気になったりしたらそこでアウトになるのは明白です。
今まで大して気にしてこなかった病気や怪我が今後は大敵になろうとしています。
傷病に注意しないとたちまち困窮するのです。
不安の種はなくなりそうにありません。