新品なのにタッチアップの羽目に(Märklin 39150 DB BR 103.1 167-3) | ツォイスの庭の飯太鼓

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欧州型HOゲージで遊んでいる話を中心にして何か呟いてみます

 皆さんこんにちは。
 
 前回の投稿からほとんど日が変わりませんので、時候の挨拶は特にありません。
 
 さて、前回、人生で初めて新品のメルクリンを買ってテンションMaxのブログをお届けしました。
 

 

 そしたら、パンタグラフのそこそこ目立つ場所の塗装が剥げていることに気づきました。

 

 新品なのでこういうの本当に勘弁してほしいです。

 

 
 嘆いていても仕方ありませんので、タミヤのアクリル塗料の赤を溶剤で希釈し、面相筆でタッチアップすることにしました。
 
 塗装が剥げたままだと、そこから剥げが広がる可能性もありとにかく何らかの塗膜でコーティングしておいたほうがいいと思ったのです。
 
 模型工作に自信のある方からは『そこは塗膜の弱いアクリルじゃないだろ』と突っ込まれそうですが、あまり強い溶剤の塗料だと元の塗装を侵しそうですし、タッチアップ部分の塗膜は逆に経年の中で綺麗に剥がれてくれた方が再度塗装するにしても都合がよく、長い目では補修しやすいと考えているからです。
 
 というわけで、下が調色も何もせず塗った後の写真。かなりの接写なので、オリジナルで塗装が剥げていたところが少しへこんでいますが、色はひとまず違和感ない形となりました。

 

 

 

 

 さて、箱に戻そうかと思ってまじまじと見たら、もう一か所塗装剥げを発見…。

 

なんやねんこれ(#^ω^)イライラ

 

 ボデーの袖の、これまた目立つ場所の塗装が欠けていました。

 

 

 

 ここも放っておくとそこから塗膜がさらに剥がれそうなので、これまたアクリル塗料のフラットブラックでタッチアップしました。

 

 結果、やはりオリジナルの塗装が欠けた部分が凹んでいますが、一応ぱっと見分からないレベルにまで修正できました。

 

 
 こういうところが海外から個人輸入するときの弱さと言っていいでしょうか。購入前に検品ができないので、届いてやっと知ることになります。
 
 以前、RocoのRe 6/6をModelleisenbahn Krammというお店で買いましたが、通風ルーバーの塗装が剥げ剥げで結局タッチアップをしました(これはこれで酷かった)。
 
 このBR 103.1もRe 6/6も、発売からしばらくしてからの購入なので、在庫が殆ど無い中での購入でした。なので、現地のお客さんとの商談の中で省かれた商品から発送されたと想像すると、こういう商品になる傾向があるのかもしれません(ほぼB-Ware(アウトレット)に近い商品)。
 
 うがった見方をすれば、『一生顔を合わせることもないであろう極東の島国の連中にはこれでも送っとけ』と、あえて一番売れなさそうなやつを送ってきた可能性もあります。
 
 それか、手荒いドイツの運送業者が箱を蹴ったり投げたりして運んでいるうちに、衝撃でやられる可能性もあります。
 
 いずれにせよ、異国の地と通販をするというのは、そういうリスクがあるのです。
 
 ですから、国内のお店より安い価格で買えるわけです。なので、そういう安心を買うという意味で、国内のお店で買うというのはある意味選択しとして正しいと思います。
 
 外国型の鉄道模型を個人輸入するときは、時間もかかるしいろいろリスクがあり、ちょっとのタッチアップ修正ぐらいは織り込み済として買うものだという気持ちでいると、無駄なイライラをせずに済む気がします。