「恋人たち」は「哀・戦士」に並んだ! | ZETA-WEB電脳市場

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宇宙でたった一人その資格を持つ男が、座標を定めて走り始めた。
生まれながらのPS、異能者、神の子。
バララント、ギルガメス、アストラギウスの絶対支配。
壮烈な決意が、自らを加速させる。
全てをこの手に。
次回「乱雲」。
もう止められる者はいない。

富野 由悠季
機動戦士Z(ゼータ)ガンダム〈第3部〉強化人間
 ヘンケン・ベッケナーをコミック・リリーフに使ったり、肌着姿でキャプテンシートに座るブライト・ノアを登場させたり、劇場版「ZガンダムⅡ-恋人たち- 」は要所で(20年前の)TVシリーズにはなかった「余裕」が感じられて、心地いい作品に仕上がっていた。ファーストのⅡ「哀・戦士」に並んだ、かもしれない。
 来春3月公開の「Ⅲ-星の鼓動は愛-」では、冒頭にシャアとアクシズの謁見があり、ダカール演説で地球に降りて、アムロの再登場があり、宇宙に戻って、レコアの裏切りがあり、カミーユとハマーンの対峙があって、最後の<グリプス戦役>に雪崩れ込むのだろう。果たして、≪宿敵≫=「めぐりあい宇宙」を超えられるか?
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