タイガース優勝! | ZETA-WEB電脳市場

ZETA-WEB電脳市場

宇宙でたった一人その資格を持つ男が、座標を定めて走り始めた。
生まれながらのPS、異能者、神の子。
バララント、ギルガメス、アストラギウスの絶対支配。
壮烈な決意が、自らを加速させる。
全てをこの手に。
次回「乱雲」。
もう止められる者はいない。

ポニーキャニオン
猛虎襲来!-2003年阪神タイガース優勝への軌跡-

 2年前の優勝のときには、何か「引っ掛かる」ものを感じた。他所から来た星野仙一監督に「優勝させてもらった」感覚が強かったが、今年はタイガースの選手たちが自分達で掴んだ「優勝」。そんな感じがする。逞しくなったものだ。野村克也監督のときには、「一体これからどうなるんだ?」と恐れ慄(おのの)いていたが……

 しかし当時から今岡誠も桧山進次郎も矢野輝弘もいたし、戦力はそこそこ整っていた。決して毎年、最下位に沈むようなチームではなかった。「気」の持ちようか? やはり「星野」の刺激が効いた。

 赤星憲広や藤本敦士を獲得した「野村」の基礎固めも要因の一つ。やはり楽天はタイガースを見習うべきか? ジャイアンツも「原辰徳」で大丈夫か、と不安だろう。再建に向け、「星野」のカードを一枚挟みたかっただろう。

阪神タイガース