1993年夏の総選挙で国民は自由民主党に「NO」を突きつけ、彼の集団を下野させることに成功したのだが、翌年、野党でいることが1日、1秒でも耐えられない連中が(当時の)社会党を引き込んで、まさかの「自社連立政権」を樹立させた。これは国民の審判に対する政党の側の逆リコール、クーデターのようなものだ。だが国民は慫慂にこれに従い、1996年の総選挙でも自民党に勝たせた。これが間違いの元、だった。
1996年の総選挙で躍進が期待された新進党に対して、自民党はその党の一角・公明党に対し、「政教分離」批判を繰り返し、公明党=創価学会が政権に加わることを断固として批判した。それなのに、社会党がボロボロになると、掌を返し、今度はその公明党と連立を組む始末。それが今に至っている。この出鱈目さ、政治を壟断してきた政党に今度こそ「NO」を突きつけなければならない。否「NO」では生温い、<DEAD>を! その“手引き”を現・自民党総裁にして、日本国首相、小泉純一郎氏がやろうというのだから、我々に逡巡の余地は無い、と思える。