格闘王の彼女 | ZETA-WEB電脳市場

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宇宙でたった一人その資格を持つ男が、座標を定めて走り始めた。
生まれながらのPS、異能者、神の子。
バララント、ギルガメス、アストラギウスの絶対支配。
壮烈な決意が、自らを加速させる。
全てをこの手に。
次回「乱雲」。
もう止められる者はいない。

著者: 西田 幸樹
タイトル: 井上和香

 井上和香って、あまり好きじゃなかった。バラエティー番組を見ないので、よく知らなかったし、バッと見た印象で「好き」とは判定できなかったのだが、最近TBS深夜の格闘技・情報番組『格闘王』で毎週、彼女を見かけるようになって、ああ意外に…と思ったし、結構いい…とも思った。彼女のコーナー『格闘百科事典(エンサイクロペディア)』で、やおらに分厚い百科事典を閉じ、立ち上がって、「いい? ここからがPOINTよ!」と言われた日には、ちょっとグラッとくる。こんな女性にDOWNすることなどありえない、と思っていたのに……。


 だからといって、DVDや写真集まで買おうとは思わない。でも毎週、あのコーナーが来たら、結構ワクワクしてしまっている。やはり、自分が好きだった『リングス』や「前田日明」をテーマに取り上げられて、「いい? ここからがPOINTよ!」をやられたので、あれが「効いた」らしい。好きな対象だっただけに、ガードが下がっていた。7.6『HERO'S』第2戦があるが、そこで何かが起これば、放送席の彼女にさらに好意を持ってしまうかもしれない。その何か、とは……!?

井上和香