世の中は、不公平、理不尽である。生きるとはその中で矛盾に苦しみ、不公正に怒り、義憤を感じる…そう思う人も多い。
やさしく、まじめに生きている人が、幸せになるとは限りない。不運の連続ということもある。ささやかな活動でも必要な人が、病魔や事故に遭ったりする。
反対に、なんだこいつは?と思うような、傲慢、暴力、残酷、差別意識、犯罪にどっぷり浸かっている人たちが、罰も当たらずのうのうと生きている…こういうのも多々。
「天罰というのはないのか?」
「悪い奴はいい死に方はしない」というのは嘘か?
「神様は何をしてるんや?」
等々…誰しもたまには思うのではないか?
絶対の力を持つ神様がいて、上記のような輩を一掃してくれたらいいのに…心の底にそんな考えもあるかもしれない。
そしてそんな神を望み、神に委ねることは、とても危険。
またそんな力をある人に、ある集団に求めたら、それは恐ろしいことになるのだ。
戦争、虐殺、凶悪犯罪、詐欺、児童虐待、動物虐待…なくならない悲惨の中で、それでも、地道に、こつこつと、微々たる成果の積み重ねでも、そういう道を人は歩まねばならないのだ。
民主主義も…いろんな意見が交錯してまとまらない。少しも世の中よくならない。行き過ぎた人権にも腹がたつ、…
大いなる力で、びしっと、鬱陶しいことを言う奴らや、人に迷惑をかけても平気な非常識な奴らを、抑えてほしい…そういう政治がいいのではないか?
一人に、少数の人に、権力を与えるのは、とても怖いことなのだ。人類の歴史が証明している。
私たちは、理不尽、不公平な中で、苦しみ、怒り、悲しみながらも、一歩一歩、自分たちで考え、歩まねばならない。
「守り人」シリーズ 10巻 上橋菜穂子 著
児童文学として出版されたが、大人にも好まれるなど、ファンの年齢層は幅広い。短槍使いバルサが主人公の物語は題名に「〜の守り人」と付き、皇子チャグムが主人公の物語は題名に「〜の旅人」と付く。両物語は最終話(天と地の守り人)で合流する(ウィキペアから)
大人も若者も読んでほしい本。異世界を例えとして、人とは…政治とは…統治とは…そういうことも、知らず知らず考える。登場人物はみんな魅力的。読むなら一巻から。
にほんブログ村に再登録しました。下の冷茶猫さんか、右側の投票というのに、クリックしていただけると、嬉しいです。





















