外国人観光客が、猫が倒れているのを発見して、近くにいた人たちに連絡したそう。
そしたら初老のご夫婦(犬の散歩中だったみたいです)が、その瀕死の猫を自分のショールに包んで、「まだ生きている。だめかもしれないけど、命あるものだから、私たちが獣医さんに連れていきます…」と、タクシーを手配して病院へ。
その猫は猫同士の喧嘩で顔をけがしていて、保護活動の人たちが、薬を飲ませていたけど感染症になってしまったとか…後で聞くところ。
動物が好きな方だったのだろう(犬も一緒だったし)、暮らしに少々の余裕がある人かもしれない、時間のある人だったかもしれない…だけど、とっさにだめかもしれないけど、でもと行動される姿…いいな。
ある日、車にひかれたらしく顔がぐしゃぐしゃで倒れている猫を発見。
「これはいくら何でも、見て見ぬふりできひんやろ」と、自宅につれてきて病院へ。お給料少ないのに、かなりのお金を払って手当、今は保護猫として自宅に。顔もかなりましになったとか。
猫でも犬でも鳥でも…人間でも。倒れているもの(これは比喩的表現)、窮地に陥っているものを見て、見て見ぬふりをしない人に…なりたいと思う。
もちろん自分にできることは些細なことでも、その些細なことをやること自体……なかなか…
それでも、やさしさに裏付けされた義侠心、あるいは、義侠心のあるやさしさを持ちたい。
サウイフモノニ ワタシハナリタイ
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