257,こんな事件があったよ(短編) | 冷茶猫のカフェ

冷茶猫のカフェ

冷茶猫のカフェへようこそ。扉を開けると、そこはミステリアスな世界。
珈琲の芳しい香りの中で、気楽におしゃべりしたり、ちょっと真剣にものごとを考えたり、そんなカフェになったらいいなと思います。
                     (現代版・鳥獣戯画)

御所には幾つかの高い木に青鷺が巣作りしている。2月末あたりには、小さい小枝を咥えて飛んでいる鷺の姿をよく見かける。

 
そういう鷺の姿を愛でるお年寄りも少なくはない。
 
しかし、その青鷺の巣がいくつも枝ごと、御所の職員によって伐採されてしまった。クレーン車まで出して。
 
 
 
以前も別のところで、鷺の巣がある枝がたくさん切られたことがある。鷺のふんが落ちてくるの、小枝が落ちてくるのと、苦情を言うクレーマーがいて、伐採されたとか。
今回もクレーマーかな?と言う人もいる。
 
 
       
 
 
 
 
しかし青鷺の巣がある大木のところには、巣があるので糞や小枝が落ちてくるかもしれないので、気をつけてくださいと、ちゃんと御所の職員さんは掲示板を立てているのだ。
 
そのあたりをうろついて糞がかかったら、それこそ自己責任。
 
 
今は自然保護や動物愛護の意識が世界中に高まりつつある時代。
 
クレーン車(使うのはかなりの高額のお金もいる、市民の税金)までだして、そんな一部のクレーマーに気をつかって、鷺の巣を取り払うのは、どうなんだろう?
 
「一部のクレーマーには気を遣い、多くの市民の声は聞かない」と怒っている市民も多い。鷺の巣だけのことではない、いろんなところでの問題。
 
 
普通の常識的な人々は、声高に言ったり、すぐさま、苦情の電話をかけたりしない。
だから、クレーマーにばかり気をつかい、多くの市民の声は無視される。
 
日本人は特にこの傾向が強い。

 
市民たちが声をあげていかないと、クレーマーはますますのさばり、役所や会社は、そちらにばかり、へいこらする…おかしな社会になる…危険性大。
 
 
 
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