…財源はどうする?どこにある?借金はどうなる?
何かを無償にすれば、代わりに何がなくなるのか、どの現場が削減になるのか、考えもせずにすぐに飛びつく国民も、どうかと思うけどねえ。
教育無償って、なんで裕福な人まで無償にするのか?
基本は、義務教育以外は、親が働いて教育を受けさすものだろう。
でも、不運、不条理で、なかなかそうはいかない人々を支援するのが、行政だろう。
だんだん格差が広がっているのに、全員に援助したら、富裕層はますます豊かに…結局格差はなくならないはずだ。
それになんでも無償を行政に求めるのはおかしい…それは、わがまま。
自分のことは、自分で働いて、生活する…これが原則…その上で、困ったときに助け合う社会保障、個人でできないところを、行政が目を配る。こういうことを国民に言う政治家も、選挙での話にも、あまり聞かない。
みんな国民に甘いことばかり言うけど、当選したら、何をしているのかよくわからない。
当選して万歳三唱なんかしていないで、責任の重さをかみしめるコメントでも言うべきだ。
以下のようなことを主張する政治家、政党に投票したいけど…〇もっと凶悪犯罪について、刑法を厳しくすべきだ。ある一線を越えたら、どんな理由があろうと減刑しなくていい。
〇選挙権があるなら、当然成人、少年法は18歳まで(まあ、飲酒、喫煙関係があるから難しい)
〇環境問題についても、国民に、みんな甘いんだよ、もう真剣に考えないと、我慢すべきはしないと…このような主張は誰もなかった。
〇動物愛護法も厳しくしないと、命をもてあそぶ輩を野放ししておいたら、必ず人間に跳ね返る。
〇生活保護などについても、不正受給をきちんと調べて摘発して、本当に援助すべき人に手厚い保護を…
本当に必要な社会保障に使うから、消費税増税も必要、ただし、全員無償などには使わない…こういうことも言った政党はなかったはず。これなら賛成多いかも。
昨今の問題、全力をあげて、軍事行動に走らないようにする、 しかしこうこう、こうだから、防衛費もこれだけ必要…というのもない。
国難、制裁、対話…もう聞き飽きた言葉を、保守、革新とも連呼していた。
原発だって、やめるなら、こういうメリット、デメリットがある。完全廃止なら、いつまでかかる、この時期まで国民も少々我慢が必要、このあたりで再生エネでまかなえる…という具体的な計画も、どの政党もない?原発はやめますと言っても…明日からは無理でしょう。
寛容、自由は、わがまま、勝手とは違う。なんでもあり、ではない。権利には必ず義務がワンセット。これをきちんと言う選挙演説を聞きたいものだ。
なんでも無償、ばらまきでは、誰も働かなくなるよ…
そのしわ寄せは、本当に援助しないとという現場にくるよ…
甘い言葉で、国民に媚びるのは、結局、国民を甘くみて、侮っているということだ。
こうして、衰退していく?嫌だなあ。でも自業自得かもよ。











