200,久しぶりの街歩き…京都大学へ | 冷茶猫のカフェ

冷茶猫のカフェ

冷茶猫のカフェへようこそ。扉を開けると、そこはミステリアスな世界。
珈琲の芳しい香りの中で、気楽におしゃべりしたり、ちょっと真剣にものごとを考えたり、そんなカフェになったらいいなと思います。
                     (現代版・鳥獣戯画)

           

 

 

 

京都に住んでいるんだから、京大も見ておかなくてはね…赤煉瓦からスパニッシュ様式、山小屋建築まであるんだって。

 

 

 

 

 

中にはレストラン、サロン、昔の京大の模型が展示されている部屋もある。記念ホールもある。

 

煉瓦積み建築は、水平感があり、横にのびる感じで、コンクリート積みは垂直感、上へ伸びる。装飾にはタイルを貼るそうです。
時計台記念館は、タイルの装飾で、のっぺり感をなくそうとしたのだそう。

 

土木工学部は、煉瓦積み。                              工学部はコンクリート建築。バルコニーがあるが                                                                コ ンクリート建築だからできるんだって       

                                                                        

       

ここは不思議な場所。もとは中国留日学生寄宿舎光華寮。国交が中華民国から中華人民共和国に変わったとき、さて中国とはどちらの国か?で、揉めてから決着がつかず、今は廃墟のまま。市もどうしようもないんだって。いい建築なのに幽霊屋敷みたいのままで、勿体ない。それに築70年ほど、無人の館だから朽ちてきて危ないそう。
こういうとこにも、政治の矛盾があるんだねえ。

 

下はスペインの修道院風の人文科学研究所、昭和に入ってから装飾に手間をかけるようになったんだって。少々お金持ちになった?

            

 

 

山小屋風の旧演習林事務室。ドアノブが全部、かなり高い所にあるのが謎。

     

  

 

農学部正門、ドイツ風だけど和瓦。守衛さんの部屋の入り口も凝っている

 

   

      

 

左はかの湯川秀樹博士の記念館。なんかのっぺりしていて、がっかり感。戦後、コスト優先にしたためにこうなった。しかし平成になって、やっぱり建築の美しさを大事にする風潮がでてきたそうで、隣は煉瓦風で…

     

コストだけで物事を考えていたら、世は殺伐としたものになる。

 

 

 さて、帰り道、「冷茶猫のカフェ」に寄って、報告会。

京大はものすごく広い。今回見学したのはほんの一部。北側の二つのキャンパス。ここには、明治から昭和の初めの建築物がまだ一部だけど残っている。歴史を感じさせられるね。

 

 

大学はやはり、思想には関係なく、柔軟な知性と高い見識の場であってほしい。
最近、大学で文学部など人文系を縮小して、実学一辺倒にしようという動きが、政権側からでていて、圧力もあるみたいで…
そんなの、言語道断。

 

 

イギリスでは、由緒ある大学の歴史学専攻の政治家が多数を占めるそう。
冷静に歴史を知るものが政治を行う。これも大切だ。

こういうことを排除しようとする日本の状況は危険だね。

 

 

       

今の京大総長は、ゴリラ研究の世界的権威の山極さん。
テレビの「深層ニュース」で、ゴリラからみた、人間の家族の変化について語っていた。

 

…今や、人間は長い長い間かけて培ってきた「他者との共感」を捨てて、「サル社会」に、戻りつつあるって…

 

さて、カフェの話題は、山極総長の語る「サル社会にまっしぐら」に。