163,嫌な感じ… | 冷茶猫のカフェ

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冷茶猫のカフェへようこそ。扉を開けると、そこはミステリアスな世界。
珈琲の芳しい香りの中で、気楽におしゃべりしたり、ちょっと真剣にものごとを考えたり、そんなカフェになったらいいなと思います。
                     (現代版・鳥獣戯画)

最近、カフェに来られた方へ

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カフェ仲間たちのキャラクター、関係図紹介もあります。ブログで紹介した本、絵本紹介、街歩きリポート一覧表などを載せています





放送事業者が政治的公平性を定めた放送法違反を繰り返した場合、電波停止を命じる可能性に言及した高市早苗総務相の発言に対し、野党から9日、「メディアの萎縮をもたらす」(細野豪志民主党政調会長)などと批判が相次いだ。

(ネット記事より)



こういうのを聞くと、なんか精神がざわざわする。心がざらつく感じというか。






細野氏は記者会見で「自民党には最近は寛容さが全く失われ、メディアに批判的なことを言われれば攻撃を加える」と懸念を表明。


民主党にしては、いいこと言う。と思ったら、民主党政権時代、何とかいう大臣が放送法について、同じようなことを言っていたと、高市さんから反論されていた?



       

政府側の発表、コメント、主張を、賛成側にたって放送する。次の日は、政府に反対する側の発表、コメント、主張を、反対側にたって放送する…一日おきにしたら、公平?          


この件だけでなく、新聞潰せ、マスコミを罰しろなどという(失言?)最近、自主規制、圧力…そういう言葉が目に入り、耳に聞こえる。海外でも、日本のマスコミはあまり評価されていない。



こういうのが続くと…やはりねえと思い、なんか嫌な感じ、何かひっかかるね…

ニュース・キャスター降板の件も…
                      (おっ、今日はカエルが全部揃っているね…どうでもいいけど)


自民党OBからも、政権批判は当たり前だと思っていた…今は、ちょっとな、こういう発言もある。



そもそも、マスコミの政権批判は当たり前

時には行き過ぎて、批判のための批判になったり、いい政策を潰しかけたりもあるだろうけど…それでも、批判精神を忘れたら、大本営発表の機関になってしまう。


テレビに映るこの人、本気で思っているのか?と疑う、ある国の報道官の(大抵おばさん)高圧的な(何言っているかわからないけど)、叫ぶような姿になってしまう。


しかし、最近のベストセラーに入っている本、名前は出さないけど、これが売れるのか?読まれるのか?


多くの日本人は、こういうものしか読まないのか?

ここにも、精神がざらっとするものがある。


(読書家のネズミ)




今頃になって東電が原発事故のメルトダウンについて、5年間気づきませんでしたと、過ちを認めたとか…あれは何だ?今まで隠していた?


今頃発表は作為がある、今まで分からなかったはずはない…新聞もラジオも怒りの声。



大本営発表や、非国民という言葉が代表する同調圧力…は、今もあるのではないか?そうもラジオで言っていた。

これも精神が、ざらざらする。


映画 「ア・フューグッドメン」

キューバ米海軍基地で起った不審な殺人事件の真相を探る若き弁護士の姿を中心に、軍隊内の組織悪を暴く過程での、登場人物たちの人間的成長を描くドラマ

トム・クルーズ、ジャック・ニコルソン、ケビン・ベーコン(検事)がそれぞれの正義、プライドを激しくぶつけあう姿は見ごたえがある。

軍隊内でのしごきを命じられ、従った被告人の最後の一言「我々は、間違っていた。自分を守れない弱い立場の者をこそ守るべきであったのだ」。そして、その瞬間、弁護人との間に生じた深い理解と絆。(amazonnレビューや映画評論から)

  
      


軍隊こそ国防、国が守られているのは、強い軍隊が壁を作っているからこそ…そして強い軍隊に必要なのは誇りと上官の命令への絶対の服従。しごきも必要。自分こそが国防である…ジャック・ニコルソン、上手いんだよねえ。


このジャック・ニコルソン演じる大佐…この人と、この人の正義にも、なんか精神がざわざわ、するんだ。

こういう人が、自分こそ正義、国防と思い上がり、権力を持ったら…嫌な感じ。自分の中の大事なものを捨てていく、隠していく…そうしないと生きられない、そんな世になるような。



そして、現代日本の、政府のマスコミへの一連への発言などを聞いて、なんか同じような、ざわざわ感を感じるんだな。



京都新聞、2月20日「きょうの歴史」…小林多喜二が拷問死 1933年(昭和8)年…かつての日本にはこういうこともあったのだ。

復活する可能性は0ではないだろう…





阿月の、アメリカという国ねえ、コーナー


アメリカはこういう映画も作る。
また自国の暗闇の部分を告発するような映画も長い年月多々作られている。


しかし映画「バナナの逆襲」事件もある。ドール社という巨大産業の農薬問題に踏み込んだ、スゥエーデン人の監督が訴えられ、メディアはドール社の味方となり、監督を攻撃した。

反骨精神も大企業には向かないのでは…という指摘もある。


大統領選では…はあ?大丈夫か、この国と思うけど。
アメリカ国民の抱える問題と、不満。酷い経済格差から来るのだろう精神的格差に、唖然とすることも多い。




パクス・ロマーナは、ローマの衰退と共に遙か彼方に消え、今や、パクスアメリカーナも消えようとしている…


アメリカが各地の紛争の種を蒔いてきたことも、事実だしねえ…・







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  次回更新は、3月4日の予定です。