はじめて来られた方へ
冷茶猫のカフェは、ここに集まるぬいぐるみ動物たちが、いろいろなテーマ、時事問題からお洒落な話までを、語り合うカフェです。不思議な世界を、のぞいてみてください。
今日は、生き物倶楽部、事務局三匹組から問題提起。
彼らは仕事以外に、このＮＰＯでも頑張っている。生き物倶楽部は、ウェルカムドッグとピエロが立ち上げた。彼らは実践部隊というところかな。
カフェのスタッフ紹介
カフェのオーナー・兼マスター カフェの常連・ブログの作者 スウィーツ担当 バイトのウェイター
冷茶猫 阿月猫 甘茶猫 イコカ・カモノハシ
環境マンガを知っていますか？
「廃貴物・・ハイ・ムーン著」より
えっ！破産寸前だって！
このデータ、知っているかい？
残飯による食生活の損失１１，１兆円＝日本の農業・水産業の総生産額１２，４兆円
（作者 註 筆者の推定では年間７００万トンの残飯が発生していると思われる）
この風刺漫画は、京都市伏見区にある、京（みやこ）エコロジーセンター館長、ハイムーン氏（高月さんのペンネーム）が描かれた作品。
１０年ほど前の資料ですが、今もほとんど同じとのこと。
賞味期限がきていないものも多く、手つかず、パック包装のままというのも、びっくりするぐらい多いんだって。
こんな恐ろしい無駄使いがあるなんて、初めて知ったよ。
これじゃ、苦労して作ったものを、片っ端から捨てているのと同じだ！
常連の陶芸家のキツネも今日は、難しい顔
地球上には飢えに苦しんでいる人が、９億２５００万人（平成２２年度）も、いるらしいのに。
何々、京都市だけでもゴミ処理の費用が…
京都市のゴミ…１年間５３万トン
処理費用 ３１７億円 （平成２１年度）
プラスチックのゴミは山のよう。
これも税金の無駄使いだねえ。地方自治体の財政、どこもピンチだっていうのにねえ。
このままいけば、埋め立てゴミ処分地は１５年でいっぱいに…あとはどこもない？
今、難民動物として暮らしているが、かつてヒマラヤの奥地で、王族だった雪豹は、呆れた様子。
自然と一体で暮らしていると、食料を捨てるなんて考えつかない。ゴミも出さないよ。
先進国って、素晴らしいところもある代わり、信じられないようなマイナス面もあるんだね、話に聞いていたけど、これほどとは…
昔、テレビで、ケーキ投げをやって喜んでいたね。
捨てられる食べ物に心があるなら、きっと泣いているよ。
命をもらっているのに、簡単に捨てるなんて…許されないことだ。
こんなこと続けていたら、傲りのつけはそのうちくるよ。 カワセミも怒りの顔。
もうそこまで、来ているんじゃないか。
ゴミ、温暖化、資源の無駄使い、原発の廃棄物、熱帯雨林や森林の荒廃、砂漠化、うんざりするくらいいっぱいある…これからどうなるんだろう。
環境問題…言葉は知っていても、本当の実態を知らない、知ろうと思わない…そういうのが多いんじゃないか。
自分だけしても仕方ないし…そういうのも多いかも。
株価に狂喜乱舞する姿を見ると、原発事故の反省はもうひとかけらもない。あの節電はどこへ行ったのか？（テレビの「柳田邦男さんと語る原発事故」という番組から）
ほんとうだね。情けないよ。
クマも憂い顔。
日本よりひどい先進国もあるよ
だめだめ。人の振り見て我が振り直せ…諺にあるだろう。まずは自分、自分の国。それを見直さないと。
自然保護もね、世界各地で取り組んではいるんだけど、ほら、あの「シー・シェパード」のように狂信的なグループもいくつかある。
ああいうの、本当の自然保護の足を引っ張っているのに、気づかないんだな。活動している僕らからすると、迷惑なんだよ。
歌うクジラ（村上龍 著）
ブックレビューから転用
格差社会の究極の世界、下層、中層、上層の重層構造、上層者にはｓｗ遺伝子で不老不死、下層の者には薬剤を混ぜた棒食とｓｗ遺伝子を悪用した急速な老化政策。
急速老化に苦しむ父からｓｗ遺伝子の秘密を託してアキラが旅立っていく。
競争に敗れた屑は、排除してかまわない。ゴミであり、奴隷にしてもかまわない。この本は、一部の支配者層による人類総家畜化、奴隷化の未来を描いたものだ。アキラは奴隷化された人間を救うことが出来るのか。
次世代や子孫はどうなるんだろうね？
どうしたらいい？
一人一人が考えて実行する以外、ないんじゃないか？
阿月猫の、京（みやこ）エコロジーセンター、紹介コーナー
京エコロジーセンターは、環境にやさしい活動の輪を広げる拠点施設。
（京都市伏見区深草池ノ内町１３ ＴＥＬ ０７５－６４１－０９１１）
平成９（１９９７）年１２月に、「地球温暖化防止京都会議（ＣＯＰ３）」が開催され、開催都市として、その名が国際的に知られるようになり、これを記念して開設されました。
多くの市民グループが参画しており、ボランティアの活動も盛んです。
３月１８日（月）、ボランティアグループ、エコカフェの企画により「エコバス・ツアー～リサイクル処理施設の見学～」がありました。
内容は「横大路学園（西部圧縮梱包施設）と廃食用油燃料化施設」の見学です。
エコバス・ツアー
資源ゴミ
横大路学園では、家庭から出されるプラゴミを袋からだして、廃プラの中から異物（紙、金属、ビンなど）を取り除いています。すべて手で選別、大変な仕事です。中にはライターなどの危険物もあるとか。
小分けした袋をたくさん入れて出されると、一つ一つ破かなければならないので、大変。
危険物、プラ以外のものは各自で選別して、そして小分けはやめて、プラゴミは出しましょう。
京都市廃食用油燃料化施設
使ったあとの食用油を集めて、バイオディーゼル燃料を作っています。現在、京都市のゴミ収集車と市バス９３台に使われているそうです。まだまだ家庭からの廃食用油は足りないそう。各地で油の回収拠点が増えてきているので、区役所やネットなどで近くの拠点を探して、使った油はできるだけ、そこに持っていきましょう。
４月２１日（日曜）に１１周年イベント「あなたのくらしにプラスワン」があります。
エコセンターの展示物を使った多くの企画がありますが、先取りを一つ紹介。
ゴミを減らすために…これだけはお願い。こういうチラシも配られます。
◎生ごみを出すときは・・・思いっきりしぼって、水キリしてくださいね！
生ごみの約８０％が水分、水キリで、年間５，０００トンものごみ量が減る。
電力を新たに発生させることができる！
◎ 紙ごみは、とにかく分別！古紙回収へ！
リサイクルできる紙
・新聞、チラシ（折り込みチラシ広告も）
・雑誌、書籍
・段ボール
・紙パック
リサイクルできる雑がみ（紙袋などに入れてまとめてください）
・紙箱 ・台紙 ・印刷物 ・封筒・はがき類
・ビール・ジュースの６本パックなどの紙ケース
・包装紙 ・紙袋類 ・紙芯
（次回の更新は４月１日の予定です）