10,ルール・・・両刃の剣 | 冷茶猫のカフェ

冷茶猫のカフェ

冷茶猫のカフェへようこそ。扉を開けると、そこはミステリアスな世界。
珈琲の芳しい香りの中で、気楽におしゃべりしたり、ちょっと真剣にものごとを考えたり、そんなカフェになったらいいなと思います。
                     (現代版・鳥獣戯画)

はじめて来られた方へ

冷茶猫のカフェは、ここに集まるぬいぐるみ動物たちが、いろいろなテーマ、時事問題からお洒落な話題までを語り合うカフェです。いつでも覗いてみてください。

 今回は続編です(はじめていらした方は、前回からお願いします)


 



 今日の客はライオン・・・これが・・・
                       


  






 カフェのオーナー ・マスター      カフェの常連 阿月猫 (私・ブログの作者)  

         冷茶猫                                                                                                                                                                                      
     冷茶猫のカフェ   
              冷茶猫のカフェ
  
                  

 ウィーツ担当 甘茶猫          バイトのウェイター イコカ・カモノハシ 

    冷茶猫のカフェ                      冷茶猫のカフェ





イコカ・カモノハシがカエルたちにランチを運んでいると、後から来たライオンが、いちゃもんをつけだした…
「カエルごときが何で先だ?俺はライオンだぞ。百獣の王だぞ。先に持ってこい。お前の面はなんだ、文句があるのか!」ライオンは暴言。

  

そりゃ、イコカ・カモノハシはいつも怒ったような顔だけど、生まれつきなんだから。                

                     


店の客はみな、不愉快。カエルたちは憮然としているし、ネズミとヤモリはやっぱりという顔で固まっている。 

阿月猫はピンク蛇の背に隠れて携帯を取り出す。
 

               
「ライオンもカエルも猫もここでは同じ扱いなんです。順番です。これがこのカフェのルールですから」


カウンター内から出てきた冷茶猫。突然ライオンが吠えた。みな、一瞬飛び上がった…ような気がしたが、冷茶猫は冷静にライオンに対処する。そして丁寧に繰り返す。
「順番ですから、お待ちください。急いで作りますから」
 

先に目をそらしたのはライオン。他の客の視線にいたたまれなくなったのか、誰が来るか!捨て台詞と共にライオンは出ていった、ドアを開けたとき、もう一声吠えたけど…
店内から拍手。特にネズミとヤモリは嬉しそう。
 

マナーの悪い嫌な奴は人間だけじゃない。種に関係なくどこにでもいる。

そのとき再びライオンが…みな、ぎょっとしたが、別のライオン。

             

これは、冷茶猫たちの友達、赤毛のルーキーライオン。

「ライオンが失礼な振る舞いをしたんだって。すいません。そういう奴もいるんですよ」
 


「遅いわよ。近くにいたんだからもっと速く来て、一発ぐらい殴りつけるとかしてよ」
がみがみ言うのは、阿月猫。阿月猫は雪豹には丁寧だが、ルーキーライオンにはときどき高飛車にものを言う…という噂。

ルーキーライオンは球団で広告関係の仕事をしていたが、今はスポーツ店を経営。雪豹(9号参照)は、ルーキーライオンの家に間借りしている。
 
                                    
                                              
 
冷茶猫のカフェ 阿月猫の言い訳コーナー  冷茶猫のカフェ

まあ、ルーキーライオンは、剽軽で気のいい奴だから。すごい牙と爪を持つ百獣の王が、普段はこういう顔…なんかいいと思う。国もねえ、こうあるべきだと思うんだけど


「君には関係ないことなのに、阿月猫が連絡したんだろう。ごめんね」
「いやいや、近くにいたから…ルールやマナーを守らない奴は、どの種にもいるから、困ったもんだ…」


カフェの話題はやはりこれ…


マナーはそれぞれの感性、品格に関わるもので、時代と共に変わる部分もあるけど、ルール、これは、実は厄介な面がある

 

ルール(法)は守らなければならない、これは当たり前のことだ。

しかし、法によっては、自由を奪われ、正しいと思うことも言えなくなり、戦争にかり出される…こんなことも起きる。戦前の治安維持法なども、もっと勉強すべきだね。


あんな法のもとで暮らしたくない。生きているっていえないもの。


どんな法をつくるか、どんなルールが正しいのか、その辺りをみなでよく話し合い、決めなければならないのだけれど、これがとても厄介。意見は多数、様々ある。結局、多数決になるけど、多数決がいつも正しいとはかぎらない。多数決の暴力、勢いというのもある。



強制されたら不愉快…これはいいルールじゃないと思う。
国歌、国旗を国民全員に崇めさせる」 と進言して、「強制ではなくね」と言われた人がいたね。強制されたら、心が伴わないものね。強制ではなく…この言葉、さすがね。


でも自国はもちろん、他国の国旗や国歌に敬意を払わない奴も感じ悪い。政治や挑発に利用するのは最低。


強制力を持ってくれないと困るルール(法)もある。そうでないと、家から一歩でたら何が起こるかわからない。家にいても襲撃されるかも

あの横柄な人間やライオンにカフェが乗っ取られるかも。

頭が痛くなりそう。消費税だってやまほど意見あるしね。


ルールは多すぎても鬱陶しい、しかし少なければいいのかというと…ルールがないのをいいことに勝手なことをするものがでる。

 

正義はひとつじゃないから。百人いたら正義は百あるからね。

各、宗教圏での正義も違うから・・・厄介。理解するしかないんだけど・・・

 
法って両刃の剣なんだから。今、どんなルールがあり、これからどんなルールを作ろうとしているのか、みんなが知ることが大事だよ。それしかルール(法)の悪用は防げないと思うよ。

 

そうそう、ダンボの耳とペリカンの口(9号参照)が必要なのよ…阿月猫。


ネズミとヤモリが楽しそうな顔で、作務衣兎と帰っていった。彼らも常連になってくれたらいいな。



でも、カフェの外では、最近騒がしいことが多い。
 
冷茶猫のカフェ誰かが、どこかで、棚の上に置かれていたパンドラの箱を、開けたんじゃない?
                         (知らない人は調べてね)

そう、何の準備も用心も対処も考えずにね
開けざるを得ないところへ、追い込まれたっていう噂もあるよ。仕掛け人がいるとか・・・
誰に?    
さあ?      人間って厄介、何するかわからないもの。
 

でもとばっちりをくうのは、我々だよ・・・




次回は、始めて鳥がやってくるそう。どんな鳥かな?阿月猫は楽しみ。


                           (更新は毎月、1日、11日、21日です)