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なるほどな、っと。

宇宙人 どうもです。新テロ特の議論にいら立つ今日この頃の私です。どうも議論がずれている。大事なことは憲法の問題と、日本の向きだろうっていう。


 法務省 死刑執行で氏名初公表


昭和56年から翌年にかけて、神奈川県で女子高生の一家3人などあわせて5人を殺害したとして、死刑判決が確定していた東京拘置所の藤間静波死刑囚ら3人に対して7日午前、死刑が執行され、法務省は、死刑囚の名前などを初めて公表しました。


なるほど、ちょっと今更って気もするけど。日本の死刑制度は閉鎖的過ぎる、という批判は海外からも多々頂戴していた。だから全て公開すればいいって簡単な話でもない。だが死刑を執行している国としての自覚のもとに死刑廃止論、もしくは現行制度の可否を論じられる人は識者のみではなかろうか。それだけ死刑というものが国民から通い。今後裁判員制度の導入により、ますます他人事でなくなる。そのような観点から見れば鳩山さんよろしということ。



 日ロ 極東シベリア開発で一致


日本とロシアの外務省の事務レベルのトップが両国関係などを話し合う戦略対話がモスクワで行われ、日本が協力すると提案している極東シベリアでのエネルギー開発などについて、今後具体的な計画や協力の方法をさらに詰めていくことで一致しました。


日本は石油の輸入を中東に依存している。まーいいとして。小沢さんも中国へいっているので(関係ないか)、この辺り中国との関係はどうなのかというと、中国は東シベリアから鉄道で石油を輸入している。んでもっと大量に欲しいからパイプラインを引きたい。がんばれ日本。



ねこへび 興味深い話


 延命措置の呼吸器外した医師を不起訴  読売より・・あんま読売好きじゃないんだけども。。


尊厳死、ということに関わる意味で重要。ただ今回死亡との因果関係によって不起訴としたが、ちょっと結論を意識し過ぎた陳腐な感じがした。私は不起訴妥当と考えるが、「呼吸器をはずしていなくても死亡していた可能性」というものを結びつけるのはいかがかと思う。延命治療の患者であるので、いずれ死にいたることは明白。しかしながら、こういった見地から論じないと不起訴を導けない現状ということもある。


 中国で即席めん食べ小学生4人死亡…地元当局が調査を開始  


おいおい冗談じゃないですよ、という話。紙面にもあるが、そもそも即席めんは乾燥させていて、腐敗もなく熱湯で殺菌もされるはずで、どうしてと私もわからない。毒物混入の疑いも強いが(短時間で死亡したため)、いずれにしろ中国製品の品質問題がまた浮上。



最近はいじめの問題がクローズアップされてきて、それにともなって学校の教育のありかたを問う議論が聞かれますが。さてそのわが国の教育について、これからどうしていくべきなのか、考えてみたい。


 現在、教育の改革に関する政策の議論や提言は内閣に設置されている教育再生会議で行われている。この会議では学力向上、規範意識・公共心の形成、大学・大学院の再生、財政基盤の改革を目標とした政策提言がなされている。しかし、これらの提言は現実とあまりにかけ離れたものといわざるをえない。
具体的には、授業時間の増加・土曜日授業の再開という提言。授業時間を増やしさえすれば学力が向上するとでもいうのだろうか。学習時間と学力との間に相関関係はないわけで、時間よりも教育内容の見直しを進めることが必要なのでは。高卒学力テストの導入も、一定の成果はあがるのかもしれないがいずれは形骸化する可能性が大きい。
 教育バウチャー制度というのも驚き。児童・生徒に自由な学校選択をさせ学校間での競争を促し、人気に順じて予算を配分するというもの。競争原理をもちこむことで教育や教員の質を高めるねらいとのことです。それで本当に子供のための教育が実現するんでしょうかね。教育の質を向上させることよりも学校の人気を上げることに目的がすり替わってしまうような。そもそもどの学校でも学習条件を平等にするのが公教育ですが、これは全くその逆を行く制度ですね。
 などなど、どこか議論すべき点がズレている。短絡的で十分な議論を経た政策とも思えない。まず改革すべきは教育の根幹であり、学習指導要領なのでは。ちょっと前に全国の高校で必修科目の未履修が問題となったが、この出来事は学習指導要領が現実の教育に対応していないことを示した。もちろん幅広い知識教養は必要だが、高校に行ってまでそんなことを教える必要はないと。つまりもっと早い段階で専門的教育がされるような教育制度が理想的だと思う。小-中学校での教育をより現実に即した実用的なものにできれば、可能性も見えてくるのでは。
 そのいい先例が、先日結果が発表された学習到達度調査で優秀な結果を残したフィンランドです。フィンランドの学習時間は世界でも最低ランク。学習指導要領の内容を大幅に削減して各学校や現場の教師による裁量の幅を増やしたり、科目別の枠にとらわれない授業として、文化的同一性と国際化、コミュニケーションとメディア技術、参加型市民性と起業家精神、などをテーマとした総合学習に多くの時間を割いている。日本とは対照的ですね。この調査結果でフィンランドの教育制度が注目されたことは今後の日本の教育を考える上でとても意味あるものだと思う。

雪 雪が舞っています。舞っている程度なので交通に支障はでないでしょう。私は冬に結露している窓を見るのがとても好きです。もう冬なんですね、と。


COP13 本格的な交渉へ  

地球温暖化対策を話し合う国連の会議、COP13は、京都議定書に続く新たな枠組み作りをめぐって非公式会合の設置が決まり、会議2日目の4日から本格的な交渉が行われます。


温暖化対策。世界規模で取り組まねばならない課題である。しかし、現実には難しい。各国の主張、立場の食い違いが目立ち、最終的にどうなるのか楽観視できない。基本的な構図は、排出量で上位を占めている国々に削減義務を負うように定める方向の先進国と、今の温暖化は先進国の責任であり、発展途上国にまで義務を負わせることはおかしい、といったコト。米国、中国も参加には前向きであるが、果たしてどの程度削減の実質的な数値義務に言及していけるのか。インドは将来的な義務の受諾にも前向きではないように思える。

同日より、別府市で水サミットという初の首脳級での水問題に言及する会議が行われている。こちらの会議では飲料水、洪水の問題などすでに直面している現実的な問題に対して対策が検討されます。二段構えの温暖化対策というわけですね。

私は温暖化に対してもちろん精力的に取り組んで然るべきだと考えています。しかしながら、皆の意識が薄いことは現実としてあるのではないでしょうか。このような国際会議には、当然一般の方が直接に関わることはないでしょう。ですが、意識の改革という側面において、何か実感を伴うことが出来れば意識も変わるでしょう。一例ですが、キリバスという島国は現実に温暖化の影響で沈みかけています。



“核兵器開発 イランは停止” 


アメリカの情報機関は、イランが核兵器の開発を4年前にすでに停止していた可能性が高いとする報告書をまとめました。これまで核兵器開発が進められていることを前提にイランに強硬な姿勢を取ってきたブッシュ政権の外交政策に、今後、批判の声が高まることが予想されます。


これで米国は核兵器開発を盾にしてイランへ侵攻することはなくなったのかな、少々楽観的か。米国は中東の産油国を支配したいはず。石油利権を独占したいからです。サウジ、アラブ首長国辺りは親米国家であるので問題はないでしょう。イラクも傀儡政権を立てているので一応はよし、と。必然的に残りはイランとなりますね。現実的には米国とイランの対立は歴史的には色々と絡んでくるですが、現実問題として石油の利権問題があることは間違いないでしょう。

この核開発に関してですが、イランは核兵器の開発をするとは言っていません。NPTも批准していますが、核技術の平和的利用は認められているわけで。おいおい、核問題に言及して言えばイランよりも北朝鮮でしょうって。なぜか北には甘い。イランへの強硬姿勢の背景には、イランが石油をユーロで取引しようとしていることもあると私は考えています。これはドルの基軸通貨としての地位を危ぶませる行為であり、見過ごせないでしょう。いずれにせよ、ブッシュ外交は失敗作ばかり。


ぶーぶー こちらは小ネタのようなものですがおもしろいので是非(・ω・)ノ ↓



トラが子ブタ世話する動物園


タイの動物園ではトラが子ブタを育て、反対にブタがトラの赤ちゃんの世話をするというちょっと変わった飼育が行われています。動物園の狙いどおり、観光客の人気を呼んでいますが、トラは肉食の大食漢。子ブタたちを食べてしまわないように、毎日トラに鳥のひき肉を大量に与えています。