政治 | ZEROのブログ

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なるほどな、っと。

目 暖房器具なしでは厳しい気温になってきました。そういえば、開かずの踏切と言われる(待ち時間が長すぎる踏切)場所で、待ち時間を電光掲示板によって表示するような仕組みを考えて、世田谷区の京王線千歳烏山駅付近で実験的に導入されたみたいです。たしかにgjですが、待ち時間が表示されれば堂々と遮断機の下をくぐっていく人もいるのでは、と。


中東和平会議 和平交渉再開 http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/28/k20071128000041.html


アメリカが呼びかけた中東和平会議がワシントン郊外で開かれ、ブッシュ大統領は、イスラエルとパレスチナの両首脳が、来年末までの和平の実現を目指して7年ぶりに和平交渉を再開することで合意したと発表しました。


今は軽く触れる程度にしておくが、今回の会議ではアッバス議長の主流派ファタハが招かれていた。だが一方でガザを支配するハマスは招かれなかった。 まあ和平なんてねー、というハマスは放っておくっていうのは分かる。 しかしパレスチナの実質的な世論はハマスが代表していることも事実。


自民 額賀氏の喚問決定に反発 http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/28/k20071128000078.html


自民党の小坂国会対策筆頭副委員長は記者会見で、野党側が27日、与党欠席のまま、参議院の委員会で額賀財務大臣と守屋前防衛事務次官の証人喚問を決めたことについて、「証人喚問の乱用であり、絶対にあってはならない」と批判しました。


証人喚問は全会一致が慣例。で、それを言ってるわけだけども。おまけに民主に対して若干の脅しを加えている。実にくだらない。額賀大臣の証人喚問の議決の際、与党は揃って欠席した。全会一致というのなら、出席して堂々と反対すればよい。

そして証人喚問そのものについて言えば、真偽を問うための公開の質問場である。国政調査権でもあるので、疑惑はどんどん解明されて然るべき。だが、追求に躍起になっていて他の問題に手つかずでは話にならない。

額賀大臣にすれば堂々とここで潔白を証明すればいいだけの話。今回の議決「野党が躍起になっていて、与党との審議等々スケジュールの調整を行わないまま、強硬的に押し通した」、というわけでもない。議決後の与党議員の反応を見れば容易に分かる。「勝手にやりやがって、そんなもんおれ達は出ないぜ」と言わんばかりである。恐らく日程等の言い分はポーズに過ぎない。ただ、とはいえ与党が色々とゴネているので、野党の思うように喚問を行えるかは断定的な見通しはない。額賀大臣は疑惑を突きつけられた当初、記憶にない、との弁を発していたが、証人喚問で偽証等々を避けるためにそういった返答をされることがないように願う。



新テロ法案 参議院で審議入り http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/28/k20071128000083.html


今の国会の最大の焦点である新テロ対策特別措置法案は28日、参議院本会議で趣旨説明と質疑が行われ、審議入りしました。福田総理大臣は、守屋前防衛事務次官をめぐる問題など防衛省の一連の不祥事について、「きわめて憂慮すべき事態だ」と述べ、防衛省のあり方について抜本的な改革議論を急ぐ考えを示しました。


抜本的な改革といえば安倍前総理がよく言っていた。それはいいとして、と。この新テロ特は前々からどうでもいいと私は思っている。どうでもいいというのは、どちらでもかまわないということ。正直日本の国政、そして国際的な視点で見て国の指針がまるで定まっていない。その場しのぎの議論に尽きると思う。この新テロ特は国としてどう意味があり、そしてどうこの国を導くのか。さっぱりわからない。

真に国際貢献を行うつまりならば、まずは自衛隊の活動範囲と根拠を明確に定めるべき。当然そのときには武器の使用も含めて世界の常識に合わせるべき。「世界の常識と日本はそもそも違う。独自性を持つべき」という方もおられるかとは思うが、それでは他国は納得しない。国際貢献とは自国だけの満足の問題には留まらない。そうなれば、現在の自衛隊という曖昧な位置づけも変わり、正規の軍として認める必要がでてくる。無論、憲法を後ろ盾にした議論など、以前にも私が触れたように意味はない。

では逆に、「日本は独自の平和を目指している、そのために進んで武器を捨てて平和のためのピエロになろう」というのならば、それはそれでいっこうにかまわない。重要なことは理念であり、国の姿勢である。日本はどこに向かっているのだろうか。