モンキーのカスタムをいろいろウェブで見ていると、シックデザイン(CHIC DESIGN)Gクラフト(F CRAFT)に自転車サドルを取り付けたものがあります。いずれもサドルを取り付ける部品は廃盤になっているのですが、ずっと気になっていたところ、ヤフオクででたので落札しました。

$ゼロゼロソフテイル-マウント
ヤフオクで落としたものにはサドルとシートポストがついていました。たぶんシックデザイン製です。ちなみにシートポスト径は31.8mmです。

サドルはクルーザーについているブルックス(BROOKS)のB17に交換します。

$ゼロゼロソフテイル-取り付けてみた
取り付けてみました。

たぶんシックデザインやGクラフトのようにタンクを個性的なものに替えるなどの大きな変更を行わないとカッコ悪いはずだと思っていましたが、予想よりは似あっています。

$ゼロゼロソフテイル-上から見たところ
上から見たところ。ちょっとサドルの幅が狭い気はします。

ということで、明日の通勤が試走となります。実はこの部品を手に入れた理由はこのスタイルを試してみたかったというより、今使っているシートが潰れてきたので、スポンジを入れ替えたかったからです。そっちも進めることにします。とはいえ、このB17をB68にするというのも試してみたいところです。

走行距離10399キロ。
その1のつづきです。

$ゼロゼロソフテイル-右側
フロント軸の右側(ブレーキがないほう)です。
ヤフオクで3/4インチ軸用、0.645インチ=約16mmのスペーサーを買いました。元々22ミリぐらいですから、6ミリちょっとぐらい短いことになります。ユニメッキで500円ぐらい。右フォーク端面には接触せず、軸にある段差にあたります。

$ゼロゼロソフテイル-左側
左側(ブレーキ側)です。
これもヤフオクですが、3/4インチ軸用、1/4インチ=6.3mmスペーサーを買いました。こちらはノーマルの1インチに加えて装着することになります。こっちはクロームメッキなので900円。

$ゼロゼロソフテイル-タイヤはほぼセンター
これでほぼホイールはセンターに装着されました。ついでにブレーキキャリパーとフロントフォークの間にワッシャを重ねて6mmちょっと内側にオフセットしたので問題ありません。

$ゼロゼロソフテイル-広げてみる
EVOのファットボーイ用のフェンダーをヤフオクで買いました。傷物で3000円です。ジャッキでちょっと開いてみたりしています。

$ゼロゼロソフテイル-たたいてみる
前方が凹んでいたので、砂地に置いてプラハンで叩いて整形してみました。なかなか上出来です。

$ゼロゼロソフテイル-完成
で、幅はどうやらEVOのファットボーイよりツインカムのFXSTの方が3~5mmぐらい幅広みたいだなあ、と思いつつ、色も塗って装着できました。パッと見た感じは前輪だけディッシュホイールなのが変ですが、シルエットとしては純正にありそうなほどしっくりきていると思います。

ちなみに色はソフト99のカラー見本と見比べて、トヨタ用183番(T-153)、ダークブルーイッシュグレーMというのを選びました。メタリックカラーで、元々よりも少しだけ暗い感じです。。ランドクルーザーなどにある色のようです。元々はメタリックのない灰色でカスタムペイントなので同じ色は売っていないのが辛いですが、まあこれでよしとします。(色を塗ってもらったのは遙か遠くのショップなのです)
本当は色合わせをしてもらってもいいですが、こういう手作り感が素人カスタムでは楽しいところです。

$ゼロゼロソフテイル-上から
ちなみに乗車位置から立ち上がってもタイヤは見えません。

$ゼロゼロソフテイル-21
以前(21インチの頃)の形。もう1年以上前の写真です。

$ゼロゼロソフテイル-前から
16インチにしたあと。前からみるとこんな感じです。


これで完成形とは言えません。通過点としてはおもしろい形になりました。フロントだけディッシュという違和感を残しつつ、しばらくこれで乗ります。今後はフロントを16インチでスポークホイールかつ、チューブレス化するか、リヤもディッシュホイールでファットボーイっぽくするか、はたまたツアラー系のキャストホイール前後16インチか、ダイナ・スポーツスター系の19インチを流用するか、と悩んでいます。意外に21インチに戻してしまうとかっていうのもアリかもしれません。
実はソフテイルスタンダードを買い直すとき、ファットボーイと悩みました。あの前輪のボリュームがすきだったからです。でもステップボード、ヘッドライト、ナセル、ハンドル形状、フォークはFXSTの方がシンプルでバイクらしくて好きでした。16インチ化はハンドリングに影響も必至ですが、少ない加工でつきそうだったので、試してみました。

$ゼロゼロソフテイル-車輪比較
まずはホイールです。2003年式ファットボーイ、FLSTFの純正の前輪。タイヤは6分山ぐらい、ヤフオクで8000円です。安い。21インチのタイヤ外径と比較すると、直径で約60mmほど小さくなります。ローダウン量にすると30mm、1インチぐらいでしょうか。

$ゼロゼロソフテイル-完成予想図
いきなりですが組んでみたらポン付けで組めました。詳細は後述しますが、だいたいの完成イメージは掴めます。フェンダーは浮くので変です。それから、フロントだけディッシュホイールでリヤがスポークというのはおかしいですが、シルエットは悪くありません。

$ゼロゼロソフテイル-前から
前から見たらいわゆるFLのタイヤと裸のフロントフォークが良い感じです。

$ゼロゼロソフテイル-軸
意外とこの組み合わせに関する情報はウェブではみつかりませんでした。なので僕が書いておきます。
ノーマルの2000年式、ソフテイルスタンダード、FXSTのフロント車軸はベアリングのところで19mmぐらい、たぶんΦ3/4インチです。

軸上のホイールの幅は純正の21インチホイールも16インチのFLSTFファットボーイのものも同じです。

21インチの純正ホイールの左(ブレーキ側)には25mmのスーペーサーが入っています。25.4mmが狙いでしょうが、ノギスで25.0でした。

21インチの純正ホイールの右には22.2mm程度のスペーサーが入っています。7/8インチ狙いでしょうか。

で、そのまま16インチのホイールを取り付けると、タイヤの中心は左側に7mm程度オフセットしてしまいます。21インチ用のフェンダーをかぶせてみると干渉するのでよくわかります。が、その状態でブレーキディスクの位置は21インチと同じなのでブレーキディスク位置は変わっていません。

$ゼロゼロソフテイル-右によっている
左側の写真。

で、ヤフオクには19mmの軸用のスペーサーがたくさん売られていることを知りました。今回のケースでは、ブレーキディスクは位置を変えず、ホイールだけを右に7mm程度オフセットさせる必要があります。7mmと言わずに6.4mmとします。インチで呼びたい都合によります。

ということで、元々の25mmに追加する6.4mmのスペーサーと、元々22.2mmのところを、16mmのスペーサーで置き換えます。

最後に、ブレーキディスクを左に寄せる(元の位置を維持する)必要があるので、ホイールとディスクの間にスペーサーを用意しなくてはいけません。(もしくは、ブレーキキャリパーを右に6.4mm移動させることになる。)
これは厚みが6.4mmでちょうど良いものがないので、マンガ絵の図面を作成してワンオフでつくってもらうことになります。ハブ径をあわせて作ってくれる人を探します。

<ちなみに!>
FLSTFの前ホイールは左右に5つの取り付け穴が用意されています。
ひょっとしたら、と思ってホイールの左右を入れ替えたところ、タイヤ位置はほぼオフセットなく組めることがわかりました。まさかと思って、ブレーキディスクを右(逆)から左に変更してみようかと思いましたが、やってみると不可能でした。というのも、ホイールのハブ径(ブレーキディスクのセンターを出すもの)が大きくてディスクがとりつきません。
ホイールを加工するという選択肢はとりあえずナシです。

ということでその2に続く。