アルツハイマーとは昔でいうところのボケ。今でいう認知症のことだ。
大体はアルツハイマー型老年認知症と呼ばれるもので、老人になると発症するパターン。
話はコーヒー、カフェインをとるとこの認知症が軽減されるという話。
ちなみに食習慣では魚(EPA・DHA)、ビタミンE・ビタミンC・βカロテンとか野菜果物、赤ワインやチョコ(ポリフェノール)を取るといいという話は昔から有名だ。ってか普通にいい食生活しろって話。
ちなみにタバコは発ガン率もあがるし、アルツハイマーになる確率もあがる。受動喫煙でも発症リスクはあがるらしいので、ほんとに血管を縮める行為(喫煙)はスーっとする以外は悪いことだらけだ。
さーて、記事を読んで気になったのはカフェインをとるとアルツハイマー発症リスクが減るという話だけど、コーヒーって飲みすぎてもだめじゃなかったっけ?ってこと。
だってカフェインも中毒性ありますしね。
よし、wikiで調べてきた。それによると、コーヒー1杯で約100mgのカフェインが含まれる。
致死量は200mg/kg、60kgなら12gで死んじゃうけど、12gはコーヒーにして120杯。
1時間に5杯(しかも徹夜だ。)はさすがに飲めないので、これは気にしないことにしよう。
カフェインは覚醒作用など脳神経系に作用する薬物の一種なので、取りすぎはもちろんだめだ。中毒になると頭痛やら抑うつ症状などが出るらしい。
思っていたより、コーヒーはいいもののようだ。1、2杯程度であればむしろ健康によく、癌になりにくいという結果もあるほど。
眠くなったらコーヒーを飲む。社会人になるとよくやる行動だけど、タバコを吸うより体にいいってわかってたら喫煙室ならぬ、カフェルームなどが会社にあってもいいのかなと思う。
甘いものを食べたら頭も働くしね。
自分が思っていたより、体にいいらしいカフェイン。取りすぎはもちろんだめだけど、1日に5杯くらいで認知症や癌になりにくいというのなら安い投資かもしれないな。
コーヒー飲みアルツハイマー病予防?…カフェイン効果に期待
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090422-00000635-yom-sci
コーヒーやお茶などに含まれるカフェインに、アルツハイマー病の予防効果があるとする研究結果を、森隆・埼玉医大准教授と米フロリダアルツハイマー病研究センターなどが動物実験からまとめた。
米国で近く患者らにカフェインを投与する臨床試験に入る。米専門誌に論文が掲載される。
物忘れがひどくなるアルツハイマー病は、脳にたんぱく質のアミロイドベータ(Aβ)が異常に蓄積して、神経細胞が死んでしまう。研究チームは、生まれつきAβが蓄積しやすいマウスに、1日あたり約1・5ミリ・グラムのカフェインを水に溶かして4~5週間与えた。人間がコーヒーを毎日5杯ずつ飲むのに相当する。
その結果、カフェインを与えないマウスに比べ、記憶力の低下が改善した。記憶にかかわる脳の海馬や大脳皮質では、Aβが蓄積した「老人斑」の形成が4~5割減少した。カフェインがAβを作る酵素の働きを抑えることも突き止めた。
森准教授は「カフェイン入り飲料は広く飲まれており、病気の予防や進行抑制の効果を注目していきたい」と話している。