同業者で噂にはあがっていても、あらためてびっくりするできごとでした。
しかしゼファーが950億だから、2.5倍とはすごい額だ。
黒い噂があるとはいえ、不動産流動化ビジネスを軌道にのせ、東証1部上場企業がこうも簡単に資金繰りにこまるのはなんだろう。
当然サブプライムから続く、金融機関の融資引き締めの影響が大きくあるとはいえ、日本の不動産業に大きい影がさしかかっているのは間違いない。
融資の引き締めだけでこうなるということは、どこも自転車操業に近いことを行っていたことになる。
事業を行うにおいては、CFの問題が近年では大きく扱われ、財務諸表にCF計算書は欠かせないものになっている。利益を出していてもCFが追いつかないと黒字倒産となる。
この1年の融資引き締めは投資用不動産などにおいては大きな問題になった。
借金して建てたはいいけど、買い手がつかない。
一気に売りさばかないとCFが極端なマイナスになってしまうという状態が起こる。
当然短期借入金の借り換えもろくにできなくなり倒産。
時代の流れといえばそれまで。
だがその流れに対するリスクヘッジも経営の一部には組み入れておかないと今回のような倒産がいつの時代も起こってしまう。
宮崎の建設業者もそうだが、大型デベロッパーの倒産などではその下請け、孫請けも大きな影響を受けてしまう。
連鎖倒産が増えないことを祈るばかり。
また、この市況の中ではなかなか同業種での就職先を探すことは難しいであろう従業員の今後が気になる。
こちらも受け入れ先が見つかることを願いたいものだ。
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アーバンコーポが民事再生法申請、負債総額2558億円で今年最大の倒産
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080813-00000382-reu-bus_all
8月13日17時57分配信 ロイター
[東京 13日 ロイター] アーバンコーポレイション<8868.T>は13日、東京地裁に民事再生法の手続き開始を申請したと発表し た。同地裁は申請を受理し、保全処分命令と監督命令を出した。同社の発表では7月末時点の負債総額は2558億円で、東京商工リサーチによると今年最大の 企業倒産となる。
午後7時から房園博行社長らが東京証券取引所で記者会見する。
同社は1990年、分譲マンションの企画販売を目的に創業。不動産流動化事業、マンション事業、アセットマネジメント事業など業容を拡大した。しかし、 米国でのサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題に端を発した世界的な金融市場の混乱と信用収縮、それを受けた日本の不動産投資市場 の悪化により、同社は新規融資や短期借入金の借り換えが困難になるなど資金繰りが急速に悪化。開発済み不動産の売却も困難になったとしている。
主力取引銀行は広島銀行<8379.T>。アーバンコーポは外資系ファンドからの増資受け入れや提携などを模索したものの、不調に終わり、法的整理の決断に至った。同社は今後、再建を支援するスポンサーを速やかに選定するとしている。