だが、本採用には遠くずーーーーっとずーーっと臨採でがんばる人達が多い。
1年契約の契約社員のようなもので、給料も低く安定もない。
なんで先生の子供は先生なのかと考えることはあったが、すべてがこうだとは言わないが校長・教頭クラスが子供の口利きを頼むという行為を恥ずかしいと思わなかったのだろうか。
あまりの思慮のなさに絶句だ。
先生になるべきでない素養のものを採用し、受かるべき人を落とす。
このサイクルの中では教育の質が落ちるのも至極当然。
まじめにやっている先生達が多いと願いたいが、古い体質がかわらない代表格の教育関連。
この深い闇が大分だけにとどまるとは思えないのだが。。
なぜ最終チェックをする審議監を同じ人物で何年もやり続けるのか。
そこに内部統制は働かなかったのか。
モラルを問うことは簡単だ。だけど環境の整備と管理体制をしっかりと組めば問題は起こらなかったはず。常態化するほどのモラルの低下を招いた仕組みを作ったものに重い責任を感じてもらいたい。
「審議監に渡せば何とかなる」=贈賄の参事、常態化認める-大分教員採用試験汚職
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080710-00000143-jij-soci
「審議監に渡せば何とかなる」=贈賄の参事、常態化認める-大分教員採用試験汚職
7月10日20時17分配信 時事通信
大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件で、贈賄容疑で再逮捕された県教育委員会義務教育課参事矢野哲郎容疑者(52)の弁護士2人が10日、大分市内で 記者会見し、同容疑者が「教育審議監のポストにいる二宮政人容疑者に渡せば何とかなると考えた」などと話し、不正が常態化していたことを認めたことを明ら かにした。
矢野容疑者は妻の小学校教頭かおる容疑者(50)と共謀。2006年秋、長女合格で便宜を受けた謝礼として、二宮容疑者と同課参事江藤勝由容疑者 (52)にそれぞれ金券100万円分を渡したとされる。長女は昨年春、小学校教員に採用されたが、不正は全く知らなかったという。
弁護士によると、矢野容疑者は贈賄について、「他の人もやっているといううわさがあり、そういうことをしないとなかなか合格しないという認識があった。自分の弱さと娘を思う親心のあまりに乗じてしまった」と話している。