分かっていたよ。


人間ってあっけなく死ぬって。


たとえそれが、親でも。



「日ごろから、親孝行すれば良かった。」


そう僕の親が死んだら思うだろうと、分かっていた。


でも…、結局は実行できずにいた。


どうしても、冷たく当たってしまう…。


心の中で感謝はしてる。でも、口に出せない。


そんな日が続いてく…。


もう後戻りできないのに。このままでは後悔すると分かっているのに。


親孝行できなかった。


分かっていても、行動できなかった。


死んでからでは、遅いとわかっていながら。


いつかかならず死んでしまうと、分かっていながら。


絶対に後悔すると、分かっていながら。



このままではいけない、行動しなくては…と思いながら、一日一日どんどん過ぎていく。


そして、親が死んでしまった。


やっぱり、後悔した。


でも、いくら悔やんでも、泣いても、喚いても、神様に願っても、仏様に願っても、


帰ってこないんだ。


それも知っていた。


このまま親が死んでしまったら後悔すると。


いくら悔やんでも、泣いても、喚いても、神様に願っても、仏様に願っても、


帰ってくることはないと。




結局は分かっていると思い込んでいただけなんだ。

最初から、知らなかったんだ。


いや、知っていたのかもしれない、分かっていたのかもしれない。


でも、そんなの関係ない。


やっぱり、何もすることはできないまま、死んでいってしまったのだから…。



なんてね(笑)


僕の親は死んでませんよ。


ちゃんと生きてます。多分元気に(ぇ


お母さんは、病気で、お父さんは仕事で中国に行ってるので、不安になっただけです。


ついついブログで書いてしまったのですが、気分を悪くなされた方がいたらすみません。

今回の『僕のオススメ!』で紹介するのは、



有川浩さんの『阪急電車』です!


                                                     阪急電車
¥560  作者 有川浩
隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった…。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車─人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。


この『阪急電車』は、のほほんとまったりした、さくっと読める連作短編小説です。

連作短編小説と言ってもすべての話がリンクしていて、なおかつ色々な人の視点でかかれています。


そんな中で、


出会いもあって、別れもあって、新たな恋や人生が始まる場所が、阪急電車なんですね。


でも、阪急電車の中だけではなく、駅や町などでも、胸が温まる出来事がありました。


それに、改めて、マナーの大切さ、人間性の大切さについても考えさせられましたし、


人って、人間っていいなと、思いました(笑)




僕はあまり外出しないため、


電車はそんなに乗る機会がないのですが、機会があれば乗りたいです。


今ではもう『阪急電車』のような雰囲気の車内とは程遠いかもしれませんが…。


いつか、『阪急電車』みたいなドラマが電車で起こるように願います(笑)




不思議な謎の本屋サン


僕が住んでるマンションのベランダから見えた空です!


丁度目の前には、高いビルもマンションも建物もなく、見渡せるんですよね(笑)


しかも、撮ったときの時間帯だと、下のほうがオレンジ色になってるので、綺麗です♪


明日から、ちょこちょここの時間帯に出て、写真撮ろうかなぁとか思ってたりします。



え~、気づいた人もいるかもしれませんが、『お気に入りの画像』というテーマを追加しました!


簡単に説明すると、僕が気に入った画像を載せる場所って感じです。


本に関係なくてすみません…。


もちろん、今までどおり、『僕のオススメ!』も更新していきますよ!


詳しい事(といってもたいしたことは書いてないのですが)は『初めての方へ』に書いてあります。