今回の『僕のオススメ!』で紹介するのは、
有川浩さんの『阪急電車』です!
- 阪急電車
- ¥560 作者 有川浩
- 隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった…。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車─人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。
この『阪急電車』は、のほほんとまったりした、さくっと読める連作短編小説です。
連作短編小説と言ってもすべての話がリンクしていて、なおかつ色々な人の視点でかかれています。
そんな中で、
出会いもあって、別れもあって、新たな恋や人生が始まる場所が、阪急電車なんですね。
でも、阪急電車の中だけではなく、駅や町などでも、胸が温まる出来事がありました。
それに、改めて、マナーの大切さ、人間性の大切さについても考えさせられましたし、
人って、人間っていいなと、思いました(笑)
僕はあまり外出しないため、
電車はそんなに乗る機会がないのですが、機会があれば乗りたいです。
今ではもう『阪急電車』のような雰囲気の車内とは程遠いかもしれませんが…。
いつか、『阪急電車』みたいなドラマが電車で起こるように願います(笑)