こんにちは。
『0円引越』&【戸建て新築専門引越】プロデューサーの合田英樹です。
前回までのブログの続きです。
http://ameblo.jp/zeroyenglp/entry-11719084512.html
②なぜ【戸建て新築専門引越】を立ち上げるのか?
http://ameblo.jp/zeroyenglp/entry-11719200225.html
③なぜ【戸建て新築専門引越】を立ち上げるのか?
http://ameblo.jp/zeroyenglp/entry-11719216424.html
泣いているお客様が望んでいるもの。
困っている紹介者が望んでいるもの。
しかしどこも完璧に胸を張って提供できていないもの。
私はそういうものを作り出したい!と思ったのです。
さてやりたいことは明確に見えてきました。
あとは、
誰とやるのか?
一番大切なこの部分です。
誰とやるのか?
また、誰となら出来るのか?
私の想い、お客さんの想い、かかわった人たちの想い、
それを十二分に理解してくれる、心の底から信頼できる人間とやりたいのです。
この核心部分が4つ目に挙げた、
④5年前のこの時のスタッフをもう一度集めたい!
http://ameblo.jp/zeroyenglp/entry-11058580740.html
ここに行きつくのです。
今回の内容は、私が本当に書きたかった部分です。
みんな読んでくれるかな?
そして手伝ってくれるかな?
不安はいっぱいありますが、それ以上に期待が大きく膨らんでいる今の私です。
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以前(2008年)に一度、私はある試みを総責任者として経験しました。
それは大阪市内のあるタワーマンションの一斉入居を舞台とした試みでした。
その目的は一つ、「全てはお客様の有難うのために」、最高の引越しを提供することでした。
スタートから遡ること2ヶ月前、各営業所から現場の精鋭スタッフ20人程を集め、
このプロジェクトの趣旨、「全てはお客様の有難うのために」
スタッフひとりひとりの心構え、「ひとりひとりがブランドになろう!」
そして作業が終わった後、「たくさんの笑顔と楽しい思い出を差し上げよう!」
これについて徹底的に理解してもらいました。
最初は面倒臭い打ち合わせに来ることすら拒んでいたスタッフも、
回を重ねるごとに意識変革し、人間としても大きく成長してくれました。
もともと作業についてはレベルの高い引越スタッフ達ですが、
本当にお客さんが望んでいるものが何なのか?を、
心から理解するに十分な2ヶ月になったのです。
一回、また一回と会議を重ねるたびに、
「お客様には、こんなことをしてあげたい!」
「僕の経験では、コレをしてあげることで安全な作業になります!」
「だったらこのマンションに携わる社内の者に、マニュアルを共有したい!」
いろいろな声が自発的に出てくるようになったのです。
私自身は引越しの現場経験なんてありませんから、
作業的な取り決めは精鋭スタッフ達にすべて任せていました。
取り決めする際に準拠するものが【お客様のため】の合言葉であれば、
素人の私が、細かな口出しをする必要も無かったのです。
2か月の時間を掛けて組織した精鋭スタッフ達が作り出したものは、
5年経った今でもまったく色あせることはありません。
それは正に、普遍的な真理に基づいた当時のスタッフの英知だったのです。
そしてその精鋭スタッフ達が一番輝く、
マンションの一斉入居がスタートする初日を迎えることになりました。
朝礼でみんなを前にした時、彼らの目の真剣さに圧倒されたのを今でも鮮明に記憶しています。
もう何も心配することはありませんでした。
100枚を超えるお客様からのアンケートを見ても、それは完璧すぎる引越しでした。
現場ではスタッフの声が飛び交います。
「それってお客様が喜んでくれるのか?」
「めっちゃ喜んで下さいましたよ!」
別の場面では、ベテランスタッフが若いスタッフに声を掛けます。
「お客様が喜ぶなら何でもして来い!何か困ったらオレに言って来い!」
目的を正しく理解し、自発的に判断できるようになった精鋭スタッフ達、
それはそれは本当に頼もしく、また、素晴らしいスタッフ達でした。
私自身も長く仕事をしてきましたが、
感激して泣いてしまったのはあの時一度きりです。
他に悔し涙はいっぱいありますけどね(笑)
あの2ヶ月間を共有したスタッフ、また、あの熱い季節を一緒に楽しんだスタッフ達、
あんなに感動した、そして人の成長を目の当たりにした時間はありませんでした。
私が【戸建て新築専門引越】をスタートさせたいと思ったのも、
彼らと共有したあの2ヶ月間があったからです。
今の引越業界では仕組み的に無理だと言われている【新築への完璧な引越し】を、
あのような気持ちのスタッフで引越しをしてあげたいと本心から思うのです。
もちろんのこと、最高のスタッフだと認めて頂けたときには、
最高の報酬で報いてやりたい気持ちもいっぱいあります。
【すべてはお客様のありがとうのために】
今の世の中、こんなことを声高に話すことって少し気恥ずかしいものですが、
私は社内でこの言葉が普通に飛び交う会社にしたいのです。
『ついで』の引越ではなく、『目の前のお客様だけ』のために一日を過ごすスタッフ、
あれから5年が経った今、そんな姿を見たらまた涙が出てきそうです。
考えるだけでもこみ上げるものがありますけど…
これまでブログに書いたいろんな想いが重なって、
【戸建て新築専門引越】を立ち上げようと決心しました。
さてさて、来てくれるでしょうか?来てほしいなぁ~
そんなことを考えながら書いたブログもこれで終わりです。
最後まで読んで下さってありがとうございました。