こんにちは。
『0円引越』プロデューサーの合田英樹です。
前回の終わりは、こんな書き方で終わっています。
で…こんな時間ですが、その話しの続きでも書いてみます。
前回までの内容は下記をご覧ください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
じつはもうひとつ・・・
この話しには続きがあるのです。
が・・・その事を書くかどうかまだ決めていません。
書ける気分になったら、また書かせて頂きます。
何でかって?
だって・・・
映画みたいなどんでん返しなんです。
この先が本当の、
【事実は小説より奇なり】
なのですから。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Aさんの引越しが無事(?)に終わったことを報告しようと、
世話になっているあの紹介者へ電話をしました。
この時は【あの話し】を伝えるつもりはなかったのですが…
私 : 「ご紹介頂いたAさんの引越も無事に終わりました。」
紹介者 : 「ありがとう!良くやってくれたってAさんからも電話あったよ。」
私 : 「ご紹介頂いたのに顔を潰すわけにはいきませんからね~」
紹介者 : 「本当に何もなかったか??」
私 : 「えっ?????どういう事ですか?」
紹介者 : 「男の子…見なかったか?」
私 : 「それはどういう意味ですか?」
紹介者 : 「俺は何回かあの男の子を見たんだよ!」
紹介者も【あの男の子】を見ている(亡くなった後)とわかったので、
私が引越しを依頼されてからの一部始終をお話ししたのです。
初めて行った次の日に【あの男の子】が亡くなったこと。
その一週間後、あらためて伺った時に見掛けた【あの男の子】のこと。
引越し当日に起こった不可解な現象と、後ろからリーダーを見つめていた【あの男の子】。
そして作業リーダーがその後、原因不明の高熱に見舞われたこと。
私が全てを伝え終えると、その紹介者は明らかに動揺していました。
そして一言。
紹介者 : 「合田君、それは違うよ!」
私 : 「違うってどういう事ですか?」
紹介者 : 「あの男の子が亡くなったのは…」
紹介者は歯切れの悪い口調です。
しかしゆっくりと、そしてハッキリと電話口でこう言いました。
紹介者 :
「2年前の夏なんだよ。」
私 :
「!!!!!」
あの時ほど、心臓の鼓動が大きくなったことはありませんでした。
紹介者 : 「合田君が見たのは…」
申し訳無い気持ちが躊躇させるのか、紹介者は少し間をおいてこう言ったのです。
紹介者 : 「君が見た男の子は、2年前に亡くなってるんだよ。」
確かにその子の部屋で初めて会った時も【会話】はしていません。
ただ部屋の隅に座って、私とAさんを見上げていただけでした。
私 : 「それは無いでしょう~私をからかってません??」
紹介者 : 「そう思いたければ、そう思ってたらいい。」
普段の付き合いの中でも、非常識な態度など一切見せないこの紹介者。
こんなことで笑い話や冗談を言う方ではないのです。
しかし私は、この時ばかりは冗談だと思いたかったのです。
私 : 「冗談も程々にしないとアカンですやん!」
紹介者 :
「・・・」
紹介者は何も言いませんでした。
電話を切った後も、私の中では何が事実なのかわかりませんでした。
そして今もわかっていません。
そうだ!もう一度引越した後のAさん宅を見に行こう!
中には入れませんが、もしかしたらまたあの道で出会うかも?
もしかしたら子供部屋からこっちを見てるかも?
そう思った私は、仕事の途中でAさん宅へ行こうと考えたのです。
そして…
止めました!
だって…死ぬほど恐かったんです。。。
どこか途中で会ったら…
下から見上げて子供部屋から【男の子】が見ていたら…
この一件以来、私はその地域に近寄らなくなりました。
この話しは今となっては真相もわかりません。
Aさんの奥様と電話で話した時、奥様から受けた説明と紹介者の話しが矛盾すること。
みなさんはこの話しの展開、どう思われるかな?って気になります。
本当によく出来た【作り話】と思われますか?
それとも…
最後まで読んで下さってありがとうございました。