こんにちは。
『0円引越』プロデューサーの合田英樹です。
昨夜の大雨から一転、大阪は青空が見えてきました。
この後も晴れの予報が出ています。
さて今回は、昨日テレビでやっていた
【原価焼肉】についてお話ししてみようと思います。
【原価焼肉】
ある一定の入場料(1,200円)を入店時に支払うと、
メニューの物が全て半額に近い値段で食べられる!と言うものです。
おおよその客単価は、5,000円程度とのことでした。
【原価】とは、
経済学部出身ではありませんが、このように習った記憶があります。
ではこの【原価焼肉】の指し示す【原価】ってどこを指すのでしょうか?
ここで注意したいのは【原価焼肉】であって、
【原材料費焼肉】では無い!って事です。
肉や野菜を仕入れて厨房で調理(切ったり味付けしたりかな?)、
これだけで直間製造費になりますので、【製造原価】がココ。
そして店舗運営に掛かる販売管理費がこの上に乗ります。
(家賃、高熱費、通信費、広告費、アルバイトさんを除く人件費など)
ココまで含めて【総原価】
この【総原価】に営業利益を加えたものが【売価】、いわゆる店頭価格です。
さてこの焼肉屋さんが言うところの【原価】。
どの部分の事を指しているのでしょうか?
一頭の牛が焼肉屋さんで食べられるまでには、多くの手が掛かっています。
それを【原価】と称するなら、販売管理費までを含めた【総原価】がソレに当たるのでしょうね?
【総原価】で提供していれば、店は決して損を出しません。利益も出ませんが…(笑)
そこで問題が入店時に支払う1,200円の【入場料】です!
客単価を5,000円に仮定して、その中で3,800円が【総原価】
1,200円÷5,000円=24%
このビジネスモデルは利益率24%って事ですね?
バイキングではないですので、仮に小食の方が来店されると…
総支払額に対する1,200円は、より高い割合に変わるのです。
ex. 1,200円÷3,500円=34%
言いかえれば、小食の方が来店されると(女性グループ)利益率が上がります。
そして嬉しいことに、このような仕組みを喜ばれるのが女性って事です。
こんな簡単な仕組みではないのかもしれませんが、
【原価焼肉】って【原材料費焼肉】では無い!ってことですね!!
最近は飲食業界にもこのようなビジネスモデルが出てきました。
さて、長くお客さんに支持されるビジネスとなるのでしょうか?
新しいビジネスモデルを仕掛ける事は私も同じですので、
この【原価焼肉】の行く末、とっても気になります。
今回は引越とは全く関係のない話しでしたが、
最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。