みなさん、こんばんは。
66年前の今日、8月6日は広島に原爆が落とされた日です。
午前8時15分でした。
しかし今回の原爆の日は、
昨年までのそれとは趣きも考える内容も違っていますね。
3月11日を境に、
原子力を軍事利用した結果の悲劇(原子爆弾投下)と、
それを平和利用した結果の悲劇(原発事故)を同時に考える必要が出てきました。
「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」
私が高校3年の修学旅行(校外学習といっていましたが)の時、
この慰霊碑の前でクラス全員揃って
反戦歌の”We Shall Overcome”を歌ったのを思い出します。
この原爆慰霊碑の主語は誰なんだろう?
これは昔から議論が絶えません。
私?あなた?人類?
感じ取り方は様々でしょうが、
少なくとも為政者や他の誰かが主語になることを
期待できる時代ではなくなってきたのは確かです。
これからは「主体性」が大きなテーマはになる時代なのかもしれません。
ここまで書いたところで、
「ブログには主義主張、イデオロギーを出来るだけ書かない!」
と、自分で決めた事を思い出しました。
このあたりで止めておきます。
最後になりますが、
作家の村上春樹さんがカタルーニャ国際賞を受賞した時のスピーチは、
今までの、そしてこれからの人間の思想の方向性を示したものだと感じています。
まさに原爆の日の今日、
3月11日のことを考えながら読み返す価値のあるスピーチです。
少し長いですが、お時間があれば目を通してみてください。



今日は変なブログになりました。
いろいろ書き過ぎた部分もありますがご容赦願います。
ありがとうございました。