羽生の頭脳を読み始めました。

前回、図書館で借りて読んだときは途中で挫折しましたが、ある程度、将棋が指せるようになって、内容が理解できるようになりました。

山田大山戦がそのまま定跡になったのでしょうか。プロの応酬はすごいです。



後手番ですが、羽生さんいわく、飛車を持っている先手のほうが指せる形勢だそうです。

いやあ、これはいくらなんでもほとんど互角か振り飛車が良い可能性もあるんじゃないの?
と思い、GPS将棋に検討させてみました。

GPS将棋も2七角からほとんど互角と判断。読み筋は微妙ですが。

こういうところを自分で考えられるようになったのが大きいです。
囲碁の序盤の最善とは

実は全く見当もつかない。

そもそも、初手をアキ隅に打つのが最善なのかさえ分からない。

碁において、隅から打ち始める理由はいろいろなところに書かれているが、実際のところ、誰も分からない。

しいて言うなら、将棋の穴熊と同じように、囲碁の場合は隅から打つほうが勝ちやすいということはある。

しかし、穴熊囲いは僕が将棋の最善ではないかと思う横歩取りには程遠い。

同じように、囲碁においても、隅から打ち始めるのは勝ちやすいだけなのかもしれない。
将棋における序盤の最善は横歩取りだと思う。

ただ、初手が2六歩でも、7六歩でも、横歩取りになる可能性がある。

となると、相掛かりが最善のような気もする。

最善と言っても、横歩取りなら、先手が歩を取るまで、相掛かりなら、後手が2三歩を打つまでが最善でそこから先は五里霧中。

将棋の純文学、矢倉の序盤は6八銀が不急の一手で最善とは思えない。

しかし、多くの人がそうであるように、僕も矢倉囲いは美しいと思うし、好きな戦法でもある。

さて、囲碁の場合はどうか。

これはまた今度。