本因坊道策の新譜!に惹かれて、圍碁7月号を買いました。

新譜以前に現存する棋譜も大して並べていないのですが。汗

350年前の碁打ちである道策が史上最強とも言われているのがかっこよくて好きです。道策については前にも書いたことがありますね。ヒカルの碁を読んでいた人は秀策じゃないのかと思われるかもしれませんが、一般的に碁聖といえば道策です。

秀策は師匠である秀和と先相先あるいは互先で打てるくらい強かったのですが、師弟の礼を重んじて師匠に黒を持たせなかったそうです。コレラが流行したときも周りが止めるのを聞かず患者の看病に当たって、ついに秀策自身が感染し亡くなってしまいました。秀策の看病の甲斐あって本因坊家からは秀策以外の犠牲者は出なかったそうです。そういったエピソードや耳赤の一手の名局などで秀策の人気が高まりました。ヒカルの碁の原作者のほったゆみさんもそんな秀策のファンなのだと思います。御城碁では無敗、本手で手厚く勝つ棋風の秀策が史上最強と言われても異論はありませんが、道策の天才的な棋風が僕は好きです。

今月の圍碁の付録にプレーバック巨匠VSアマ四強というのがあって、少し目を通してみるとアマチュアのそうそうたる顔ぶれの段位が全て6段となっていました。当時のアマチュアの最高段位はどうやら6段だったようですね。これを見て、自分が3段ましてや4段と名乗っているのが不遜も甚だしいことだと思いました。当時であれば4段は高段者であり、今の自分の碁が高段の域にあるはずもありません。自分は願わくば初段で打ちたいとよく言っているのですが、それで勝ちすぎると段位を偽って勝とうとしていると思われかねないので困ったものです。

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