中国、韓国、台湾、日本が出場した国際新鋭対抗戦に井山名人も出場しました。

しかし、三戦全敗…。(´□`。)

囲碁界にまだ名人戦がなかった頃、坂口安吾が将棋界は名人という実力第一人者を争っているのに囲碁界は本因坊という家名を争ってるにすぎない。囲碁界も名人戦をつくって必死の勝負を見せるべきだと書いてました。

でも、今でも囲碁界のほうが将棋界よりぬるい気がする。

将棋は順位戦で勝てなければ、元名人だろうが竜王だろうがB級、C級棋士と呼ばれる。こんなに厳しい世界はないと思う。言い方を変えれば二流三流と言われてるようなもんです。

坂口安吾が言ったような背景で生まれた名人戦。その名人が中国や韓国の名人に敗れるならまだしも、若手に全敗では日本の碁界も地に落ちたと言われても仕方ないかもしれない。