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エース候補は指原、渡辺、珠理奈？ ＝「次世代」のキーパーソンは－AKB48
人気メンバーの卒業が相次ぎ、「世代交代」が進むAKB48。NHK紅白歌合戦での大島優子（25）の卒業宣言は、その流れの加速を予想させる出来事だったが、これから脚光を浴びそうなメンバーは誰か？ 今後のエース争いの行方を探りつつ、AKB48グループの「次世代」を担うキーパーソンを予想してみた。
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今月上旬に発売された週刊誌上で、AKB48のプロデューサー秋元康氏と大島の対談が行われた。その中で秋元氏は、大島の卒業を「『しめた』と考える」メンバーは、昨年の「総選挙」で1位になったHKT48の指原莉乃（21）で、「（『しめた』と）やや思う」のがグループ随一の正統派アイドル、渡辺麻友（19）だと語った。大島卒業後のエース候補として、2人に期待を寄せていることを示唆した格好だ。
指原も渡辺もグループのエースにふさわしい人気や知名度の持ち主で、渡辺は「若いメンバーを引っ張っていけたら」と気合十分。一方の指原は「かませ犬なんですよ、私」と謙遜しつつ、秋元氏が真のエース候補と見ているのはSKE48の松井珠理奈（16）だと指摘した。
その珠理奈は、小学生時代にAKB48のシングルを歌う「選抜メンバー」に起用されるなど、将来を嘱望されてきた一人。昨年の「じゃんけん大会」で優勝したことで、一般的な知名度も急速に高まっている。次期エースの座は当面、この3人が競う展開になりそうだ。
現在、AKB48グループでリーダーシップを発揮しているのが「総監督」の高橋みなみ（22）だが、次世代のリーダー候補として期待が懸かるのは横山由依（21）だろう。昨年、卒業した篠田麻里子（27）の後継指名を受けてAKB48チームAのキャプテンに就任。その後、AKB48版「紅白対抗歌合戦」で白組キャプテンも務めるなど、存在感を増している。横山は同期生の島崎遥香（19）、テレビ番組を通じて知名度が上がった川栄李奈（18）や入山杏奈（18）らと共に、次世代のAKB48で中核を成すメンバーになると思われる。
次世代よりさらに若手の「新世代」では、昨年発足したAKB48チーム4所属の小嶋真子（16）、岡田奈々（16）、西野未姫（14）が注目株。3人とも、将来のAKB48を担う逸材と目されている。小嶋は「王道アイドル路線」を進み、岡田は「真面目キャラ」の美少女。西野はAKB48で最年少の正規メンバーで、元気いっぱいのパフォーマンスが魅力だ。
また、姉妹グループに目を向けると、指原や珠理奈のほか、SKE48の松井玲奈（22）、NMB48の山本彩（20）と渡辺美優紀（20）がAKB48の「選抜メンバー」に定着。今年も「総選挙」が実施されれば躍進しそうだ。若手では、SKE48は人気メンバーの木崎ゆりあ（17）や木本花音（16）、古畑奈和（17）、NMB48はチームMの中心メンバー矢倉楓子（16）、HKT48は田島芽瑠（14）や朝長美桜（15）らの飛躍・成長が期待される。