人はピンチな時ほどその真価が問われる
人はピンチになったとき、追い詰められたときに、その真価が問われると言われています。いつもは素晴らしい発言や行動をとっている人でも、追い詰められた時、周りで見ていても、その言動と行動は、見ていられるものではありません。例えば以下のような例があります。
あの信頼されて頼りになる部長が・・・
ある会社の営業部長のお話です。その部長は日ごろから面倒見のいい信頼されて、仕事ができる人物でした。しかし、ある社員の行動が元で、そのイメージは瓦解されて、印象は一遍するのです。
その部長は理解もあり、仕事は部下に任せて、責任は自分がとるという理想的な上司です。しかし、ある社員に仕事を任せたばかりに、とんでもない事件に遭遇するのです。
その社員をAさんとしましょう。Aさんは自力がなく、仕事に対しても消極的でした。
ある日、営業部門が大きなプロジェクトを受注しました。その担当をAさんが任されることになったのです。Aさんも今までも小さな案件を任せられることもありましたが、その時は、他のチームメンバーや上司に問題の責任をうまく押し付け、乗り切っていたのです。
しかし、今回のプロジェクトはそんな規模ではありあんせんでした。その上、他のチームも丁度忙しく、頼る直属の上司も同僚もいなかったのです。
もちろん、そんな大きなプロジェクトですから、部下やチームメンバーも多くいましたが、Aさんの指示が不適切でチームもバラバラ、Aさん消極的な性格のせいで、問題を放置する傾向がありました。他のメンバーが問題を解決しようとしても、彼は何も行動せず、自分の無力感を隠すために他の仕事に取り組むことが多かったです。
結果として、プロジェクトは遅れ、顧客との信頼関係も損なわれてしまいました。Aさんの自己否定と行動の先延ばしの傾向が、チーム全体の業績に悪影響を与える結果となりました。
結局、そのプロジェクトは瓦解して、会社は大きな損失を負うことになったのです。プロジェクトリーダーのAさんは左遷されることになったのです。
実は、この話だけですと、Aさんの自力の無さが起こした問題のように思われますが、実は違ったのです。
Aさんは消極的ではあったのですが、責任感はありました。Aさんは自分の自力のなさを営業部長に相談して、プロジェクトの遅れがないように助けを求めていたんのです。しかし、営業部長は何もせず、さらにプロジェクトの失敗をAさんだけに押し付けて、知らんぷりです。
ところが、大きなプロジェクトだったので、社内調査が入り、Aさんの告白で発覚して、営業部長の行動が明るみに出ました。
この営業部長は今までも、仕事は部下に押し付け、失敗は部下のせいにして、成功は自分の功績にして出世してきた、本当に自力がない無責任なダメ部長だったのです。
その上、営業経費を水増しやごまかしで自分の懐に入れて、その一部で部下に食事をさせたり、差し入れやサプライズプレゼントをして、手なずけていたので、今まで表面には出ていなかっただけでした。皮肉にも、その分野では自力があったでしょうね!
その営業部長は懲戒解雇となったわけです。周りはあの責任感がある営業部長が・・・とささやかれました。
さて、今回の問題は自力がないもの同士が起こした大問題でした。ではどうすれば、自力がつくのでしょうか?それを少しはなしていきます。
自力をつけてビジネスを乗り切る方法
自力とは何でしょう?
あなたは自分のビジネスで成功を収めたいと思っていますか?しかし、現実は厳しい競争の中、自力立ち上がることが求められます。そんな中で、どのように自力をつけてビジネスを乗り切ることができるのでしょうか?
自力の為には自己成長が不可欠
ビジネスを乗り切るためには、まず自分自身を信じることが大切です。自分に自信がなければ、他人にも信頼されないでしょう。自分の能力や経験に自信を持ち、自己啓発を積極的に行いましょう。自己啓発は、本を読んだりセミナーに参加したりするだけでなく、自分のビジネスに関する知識やスキルを磨くことも含まれます。自分自身を成長させることで、自力でビジネスを乗り切る力を身につけることができます。
自力獲得には自己管理も重要
自力をつけるためには、自己管理も重要です。ビジネスの成功には、日々の努力と継続が欠かせません。自分自身を律することで、目標を達成するための行動や習慣を身につけることができます。時間管理や優先順位の付け方、ストレス管理など、自己管理のスキルを磨くことで、効率的にビジネスを進めることができます。
自力獲得における人脈構築術
人脈を広げることも自力をつけるために必要です。ビジネスは一人で行うものではありません。他の人とのつながりや協力が不可欠です。自分のビジネスに関心を持つ人や同じような目標を持つ人々との関係を築き、情報やアイデアを共有することで、自力でビジネスを乗り切る力を高めることができます。
自力獲得のためにチャレンジ精神を忘れるな!!
最後に、自力をつけるためには、挑戦することも大切です。ビジネスの世界では、失敗や困難がつきものです。しかし、それを乗り越えるためには、積極的に新しいことに挑戦する姿勢が必要です。失敗を恐れずに、チャンスを掴む勇気を持ちましょう。挑戦することで、自力でビジネスを乗り切る力を養うことができます。
まとめ:
当たり前のことばかり書きましたが、そのあたり前ができていないのに、「成功したい」、「お金持ちになりたい」、「尊敬されたい」と思う人が多すぎます。
あなたは、要領と嘘で固めた自分で成功して、お金持ちになり、尊敬されたいですか?今回の話の営業部長のように。
自力をつけるのは大変です。自力をつけてビジネスを乗り切るためには、自己信頼、自己管理、人脈、挑戦の4つの要素が重要です。これらをバランスよく取り入れることで、自分自身が成長し、ビジネスの成功に近づくことができます。自力をつけることは簡単ではありませんが、努力と継続を重ねることで必ず成果が得られるはずです。
私も自力でビジネスを乗り切るために、自己啓発や自己管理、人脈の構築に取り組んできました。その結果、自分のビジネスを成功させることができました。あなたも自分自身を信じ、努力と挑戦を続けることで、自力をつけてビジネスを乗り切ることができるでしょう。
今回は抽象的な話になりましたが、これからもこのブログでは、あなたの役にたつ情報を発信したいと思っています。取り上げてほしいテーマや情報がありましたら、ご意見・ご感想をお寄せください。
また、今日の記事のご感想もお待ちしています。
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