皆様、突然ですがちょっと困っていることってありますか?
私はメンヘラ引き寄せ体質であることに困っています。
解決案として、「自分がメンヘラになればいいじゃない」と思ったものの、ヘラる相手が居ませんでした。というかそもそも適性すらもないのかもしれません。
ままならないですね人生というものは。
果たしてこの方向性で正解なのでしょうか、
どうも本日のブログ担当は零でございます。
さて、ブログを書くにあたり、何らかのお題が大抵の場合必要ですよね。それを決めるのに時間がかかることもしばしば。なんとか時間短縮したいものです。ということで、二次創作お題メーカーでブログを書こうとしている狂った人間なのですが、思いついてしまったのでやっていきます。
「子夜に救えない手紙」
嗚呼凄い、滅茶苦茶二次創作向け。
別れ話アンソロジーだわこれは。
「朝焼けに失った夏祭り」
「丑三つ時に慟哭する自転車」
全体的にどう頑張っても失恋とかの方向に持っていこうとしてない?気の所為??
お題メーカーくん、そーゆーのが好きなのかな?
いや、「丑三つ時に慟哭する自転車」は無機物に自我が芽生えるタイプのコントが書けるかもしれない。ポテンシャルはある…だろうたぶん。知らんけど。
…致し方あるまい。こういうのは1番目に引いたやつで書かにゃならんのだよ。そうやって定められてるんだ…
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手紙で始まった関係というのは、手紙で清算するのが筋というものなのだろうか。デジタルディスプレイの無機質なゴシック体は、どういう訳か知らない人の言葉に見えた。通知音は五月蝿いから設定していない。バイブレーションも切ってしまいたかったけれど、切れるのはバイブレーションだけに思えなくて切る勇気は未だない。
走らせたボールペンは、便箋にインク溜まりを残す。大人になればシャープペンシルなんて使わなくなると聞いていたけれど、今の使用頻度はシャープペンシルの方がかなり高い。モラトリアムな学生は、年と身体だけ大人になって、他は置いてけぼりを喰らっている。
屑籠にかけたレジ袋が乾いた音を立てた。
丸めた紙というものは一回目丸めるときは騒がしい音を立てるけれど、二回目、三回目になってくると物静かに小さくなる。一回目は新鮮だったとしても、二回目、三回目、沢山数を重ねるごとに折り目がついて折れ曲がったまま跡がついて戻らなくなって最後には折り目が朽ちてほろほろと崩れてしまう。
話題の終着点の在り方も同じ。話題の提供者を手だとすると、何度もそれを聞いている聴き手は紙。
浴びるしかない音を受け止め続けるのが聴き手。
浴びるしかない文字を受け止め続けるのが聴き手。
楽しい話題なら、擦り切れるくらい擦ったって楽しい。
反対なら、そうじゃない。
浴びたくないシャワーの止め方が、関係の清算が、ただの言葉で済むのなら、その言葉を教えて欲しい。
今欲しいのは、鐘が鳴っても解けない魔法。
時計の針が十二時を指した。
履歴に残る不在着信は今日も止まない。
便箋に乗るのは意味のない黒色と空気。
また、何も変わらないまま、今日が始まる。
短編 「子夜*に救えない手紙」
*子夜…夜中の十二時の事
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よし、ぽい、ぽそうなのができたぞ!
というわけで置き逃げさせていただきます。
またお会い致しましょう。
本日の担当は零でお送り致しましたっ!
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10月26日(土)
12:30〜13:30
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10月27日(日)
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