読者のみなさん

はじめまして!

猫耳ハチマキ(現1回生の総称)唯一の劇団ƵERO(どっかのめんつゆの先輩とは違って私は表記にこだわります)の

くれはと申します。

今回(ごん)という役で初舞台を踏ませていただくこととなりました。

役の名前、読めましたか?読めないですよね?私は長野県長野市にある長野電鉄の権堂(ごんどう)駅を知っていたので読めたのですが初見だと「けん」って読みますよね…

あと読めたのは三重県松阪市にあるJR東海の名松線の権現前(ごんげんまえ)駅を知ってる方くらいですかね…?知らんけど🙄


初舞台を踏むのはいいものの、劇中は昨日ブログを書いてくれた(はち)とずっと一緒に居るのでどっちが権でどっちか八かが分かりません🤦🏻‍♀️ ̖́-


でも私が尊敬する先輩が丹精込めて作って下さったパンフレットを確認すると私の姿が分かります。しかも私が私以外全ての人の写真を撮影して卒公の稽古前のホールの舞台で編集してRAW現像しました。なかなか根気がいる作業でした😅

ぜひ会場で入手してご覧ください!✨

この権は先程述べた通り八とずっと一緒にいます。所謂ニコイチってやつですね!ここが難しく、2人で完璧に息を合わせなければ役が崩壊してしまいます。更にこの権、どうしようもないくらいのバカ!!!

バイトで「この子仕事熱心で凄いね」と言われるほど常に責任感だけで生きる私が馬鹿やるなんて到底不可能!😱💦

しかも八があの劇団で面白いあのよっちさん!暴走しだしたら静止もしないといけない…


終わった…完全に終わった…私の人生ここまでだったんだ…

あれ、自分、初舞台この役でいいの…?

いいんです!(〇天カードマンの言い方)

私も思いました。しかし、そんな役でも深めていくのが演劇の面白さ。悪戦苦闘しながらも楽しんで稽古をしております。


そんな権を演じる私ですが実はここ劇団ƵEROの他にも美術部、写真部、茶道部うらせん、陵水新聞会、カモンちゃん倶楽部と合計6つの団体に加えて市民団体くれよんのメンバーでもあります。つまり滋賀大学に行けばたまに私が執筆した新聞記事が見られるし、滋大祭に行けば、色んなところに私の作品があるって訳ですね!

例としては下ような写真を撮ったりしています!

↑劇団公式Twitterに上がってるフライヤーを持った雪だるま

↑滋賀大学講堂

更に私は生粋の平和堂マニアとしても知られています。4月に彦根に来たばっかのはずなのにHOPポイントがもう既に4,500点も溜まっています!しかも平和堂が好きすぎて平和堂でバイトしちゃってますし、各地にある平和堂を巡ったりなんかしちゃってます!もっと言えばバイトの出勤時の挨拶「こんにちは、いらっしゃいませ!」や「ごゆっくりご覧くださいませ!」で発声練習してます。あっ、そういえば本番前日の2月15日はハトの謝恩券シールラリーの進呈最終日ですよ!しかもHOPウォレットのHOPマネーで支払いをするとHOPポイント5倍!稽古なんかしてる暇はない!アル・プラザかビバシティに急げ〜〜〜〜〜🏃‍♀️💨💨

↑ビバシティ

今回の公演においては制作と衣装メイクも担当しています。衣装メイクでは着付け要因のはずが、家で着物着て遊んでる時は袴履いてばっかなせいで男物の貝の口は作れないし、女性陣の着付けも一応男の体の保有者ということもあって、それは憚られるのでなにも出来ない…まっえっか!

制作の方では卒業公演と共にwixの更新を担当していました。皆さん劇団公式HPが存在するのは知っていますよね?リンクはこれです👇🏻

私頑張ってリニューアルや記事の更新したのにみんな見てくれない😭

みんな見て…😭

まぁ今まで更新があまりされてなかったのもあると思いますので、今回の公演から担当も変わりましたので、今後はちゃんと更新させますので見てください😊ってか人が頑張ってんだから見ろ!


さて、なぜそんな私が今回役者になったかをほんの一部にフィクションを交えて言いますと、前回の夏公演「命獄」で同級生が光り輝いており、演劇部たるもの私も1度は舞台に立ってみたいなって思ったことと、これを逃せば1年くらい役者ができないことが半分確定しており上記の尊敬する先輩と電話で「今回役者やらなければ次の新入生が来ちゃう…どうしよう」なんて話しながら熟考してるとなんと6時間経ってました。しかし悩む時間も惜しいので先輩に肩をドンッ(殺意を持って崖から人を落とすのかと思うくらいの勢いで)押してもらい、意を決して「やらない後悔より、やる後悔」をモットーにパソコンの連打ツールにLINEの送信ボタンを押してもらい応募しちゃいました。そしたらそのまま通っちゃいました!(#'∀'#)


しかし、そこからも問題は山積み…


今回初舞台なのは私ただ1人、他に役者に初めて応募した1人の1回生は除き散っていきました。


「アクティブ勢3人で一緒に初舞台を踏もう」と約束をしたのに果たせなかったことが悔しく、その事を引きずったせいか稽古でも孤独感を感じていました。(いや、稽古に来る人が少なかったからか…?)


さらにこの台本、既にたっっっくさん宣伝されている通り時代劇なんです。


つまり、衣装は和服なのです。


普通の人ならまだピンと来ないと思いますが私の特色を知っている人はすぐにピンと来たことでしょう。


私が聖泉大学富川択准教授のもとで市民団体くれよんのメンバーとしてジェンダー問題を広める活動している理由でもあります、私の性的コンプレックスです。私は例え誰が何をなんと言おうとコンプレックスを隠す必要のないタイミングで男性の衣服は着たくない!普段着ですら原則スカート等で生活をするような人間です。

そう、今現在和服というものは男女で着るものが分かれてしまいます。

最初は演出に掛け合っても私は男性扱い。衣装の人は理解しているのに…

胸がないのが問題なのか、

もう、やはり「落ちてしまったもう1人の1回生に役を渡して降りようか」なんて考えてしまうことさえありました。高校の時とは違いずっと包み隠さず本性を打ち明けた状態で関わってきたはずの大学入学してから知り合った人の中にも「くれちゃんは完全な男として扱っていい」っていう認識の人が居たことが判明し「もう何をしても意味ないんじゃないか」って半ば絶望を感じた日や「一体どこで私は選択を誤ってしまったのだろう」そんなことをずっと考える日もありました。辛かった。自分がやりたいからやってるはずなのに、何故か辛い…


しかし、そんな中でも粘り強く交渉を重ね何とか演出にも理解を賜り、晴れて私は「女性の位置で帯を着付ける」「襦袢を中に着る」権利を勝ち取ることが出来ました。(ゲネ①の時は襦袢奪われたけど…)


またもう1人の1回生からも「君が選ばれたのだから君にやってほしい」と言われ、ようやく気持ちが落ち着き、稽古に励むことが出来ました。


予定が詰まりまくったっていい、猫ハチの役者姿は今回の台本じゃなくってもいい、千穐楽後のみんなの笑顔が見れたらそれでいい。

私は私のためではなくみんなのため、もう1人の1回生のため、私をのことを受け入れてくれた演出のため、劇団全員で最高の舞台を作るために、2月16日と17日、この祭宵闇で舞台に立ちます。


そんな裏ドラマもある舞台「祭宵闇(まつりのよいやみ)」、劇団員一同万全な状態でみなさまを滋賀県彦根市八坂町2500 滋賀県立大学交流センターのホールでお待ちしております。


例え越えれない高い壁でも立ち向かえばいつか必ず越えれる時が来る…


私はそう信じています。


↓↓↓公演情報↓↓↓

劇団ƵERO&劇団深夜特急

2023年度冬公演

『祭宵闇』

@滋賀県立大学交流センターホール

2月16(金) 

13:30〜/17:00〜

2月17日(土)

13:30〜/17:00〜

開場は開演30分前

※事前予約制。予約フォームはこちら

↑祭宵闇のフライヤー