いや~面白かった。マジ最高!!

 

ボクシングのみならず、近年、格闘技でこれほど満足感を得られた試合はあっただろうか。

 

まさに最上級のエンタメ、井上尚弥 VS ルイス・ネリ戦。ざっくばらんな感想を書き綴ってみたいと思います!!

 

 

 

 

  トップヒール 悪童ネリ

 

個人的には否定的だった本試合。それは対戦相手ルイス・ネリのあまりのタチの悪さ。

 

山中慎介との2度の戦いにおける、コイツの悪行三昧(ドーピング疑惑・体重超過)はガチで許せなかった。特に二戦目なんてどうして試合を強行したのか。

 

 

あれはリマッチに賭けていた山中選手が本当に気の毒。主催者は中止すべきだったし、ネリ側には多額のペナルティを払わせ、ボクシング界から永久追放にするべきだった。それぐらい罪深い行為。まさに「悪」!

 

 

ネリはこれまで井上選手に色々言ってきましたが、こんなアンフェアクソ野郎と試合する必要ないと思ってました。それがあれよあれよという間に試合決定。

 

ネリをメッタメタに叩きのめすのもまた一興と思い直すも、会場名を聞いた時、イヤな予感がしたのは自分だけではないはず。

 

なにせあの世紀の番狂わせ、マイク・タイソンVSジェームス・ダグラス戦が行われた東京ドームだったんですから...

 

  試合感想

 

タイソンの圧倒的勝利が予想されるも、衝撃のKO負け。すげーガッカリしたのは今でもハッキリ覚えてるほど。

 

とはいえ、世界を震撼させ続ける、モンスター井上選手がネリなんぞに負けるはずがない。ほどよい緊張感でアマプラ観戦に臨んたワケですが...

 

入場時のギタリズム布袋の生演奏。実はこれみて、ちょっと不安感じちゃったんですよね。

 

こーいう大一番で、普段と違う演出するとロクな結果にならない気が。いつものテーマ曲「Departure」外したのは、あまりよくないんじゃん??

 

...などと思いつつ、始まった第一ラウンド。まさかまさかですよ、ホント。

 

開始早々、井上選手がダウンを奪われるとは...

 

マジで声が出ましたよ。東京ドーム4万3000人の観客はどれほど騒然としたことやら。いや~ホント驚いた。

 

究極ベビーフェイスの絶対王者が、大ヒールの卑怯者に負ける。他の選手なら容認できても、ネリだけには負けて欲しくない。日本全国マジでそう思ったことでしょう。

 

そんなハラハラドキドキの第1・2ラウンド。だが、そこはモンスター。徐々に地力の差がみせつけることに。

 

舐めプといっても過言でない挑発交えての、まさに制裁。もうそこやっちまえって、アドレナリン出まくりの試合展開へ。

 

そして最後は圧巻の6回TKO。いやあスゲー。スゲーよ井上尚弥!!

 

試合前の勧善懲悪ストーリーは完璧。しかも大ピンチというサプライズから、圧倒的実力差をみせつけ、最後は文句のない完全決着。こんな完全無欠のスポーツ・エンターテインメントってあるんだろうか!?

 

ただ終わってみれば、ネリもよくやったなって思えました。

 

ここまで大興奮できたのは、スーパーヒールの奮戦があったからこそ。勝ちに行く気概、この試合に賭ける思いは、確実に観ているこちらにも届きましたし(オレはもう許してやるよ、ネリ)

 

大・大満足感でいっぱいの井上尚弥 VS ルイス・ネリ。これリアタイで観れなかったら、ショックでマジ死んだわ...

 

 

 

夜勤中だけど観れてヨカッタ。我がiPad miniアリガトウ!!

 

 

満足度 100点