「インディ」とは違い、この夏絶対に観に行くべしと思っていた作品。それが我らがトム兄さん主演『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

 

「M:I」シリーズ全作振り返りはさすがにキツイため(ガンプラ山崩しにマイタイム優先中あせる)先ずチョイスしたのが、第5作目『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』。

 

これは劇場で観て、満足感ハンパなかった大傑作。とはいえ、それ以降一度も観返したことがなく、オープニングとラスト以外は忘却の彼方へ...

 

ということで、まるで新作のようなワクワク気分でアマプラ観賞。

 

 

「イーサンハント。さあ...楽しませてくれよ!!」

 

 

 

(2015年公開 上映時間 2時間11分 監督クリストファー・マッカリー)

 

 

  ストーリー

 

IMFのエージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)は謎の組織「シンジケート」を秘密裏に追跡していたが、催涙ガスによって敵の手に落ちてしまう。

 

イギリス人エージェント、イルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)の助けで脱出するイーサンだったが、IMFは解体され、彼は国際手配の身となっていた...

 

 

  感想

 

あの有名な(作品未見でも、このシーン知っている人は多いハズ)トムがノースタントで飛行機にしがみつく、超刺激的な映像から始まる本作。

 

 

こんな〇チガイじみた事を嬉々として行う、トム兄さんはまさにサイコーなワケですが、驚くのはこんなとんでもないシーンを撮っているのに、えらいコンパクトにこの場面を終わらせているんですよね(正味5分足らず。編集素晴らし過ぎ!!)。

 

こんな贅沢なオープニングから始まる本作は、展開がサクサク進む、まさに退屈知らず。小気味いいアクションシーンのつるべ撃ちで、2時間以上の作品なのに体感時間はあっという間。とにかく、ただただ面白い!!

 

あと個人的に驚いたのは、チームメンバーであるベンジー(サイモン・ペッグ)の出番の多さ。本作におけるハントとの関係性は、まるでルパンにおける次元大介。

 

 

ハントのトンデモナイ運転で、隣でギャーギャーわめくベンジーですが「うわー。オレ、もしかしてイーサン・ハントの相棒的ポジション!? トム・クルーズのバディなんて最高じゃん、キャッホー!!」という、サイモンの心の声が聞こえるぐらい楽しそう♪(もちろん妄想)。

 

 

ただ今回観返してみると、凄腕スパイたちのドリームチームのはずの「シンジケート」が、ボスのイアン以外はかなりザコ。いとも簡単にイーサンとイルサにバッタバッタ倒されちゃうのは、ちょっと残念かつ都合良すぎ。

 

とはいえ、ラストのあの胸のすく展開もあり、個人的にはシリーズ二番目の面白さ(もちろん現時点。一番目はそのストーリー展開に驚愕した第一作)。再見しても、大満足だった『M:I/ローグネイション』。

 

 

IMF長官の件...100%忘れてました。

 

 

満足度 75点