ここ10年、急激に体力の衰えを感じる今日このごろ...

 

ゲームについても例外なく、特にアクション系は眼精疲労に脳疲労、挙句に気持ち悪くなることもあり、その手のゲームをプレイすることは少なくなりました。

 

そんなセミリタイア・ゲーマーすら揺り動かした、昨年末「アーマードコア6」発売決定のニュース。追加情報は殆どありませんが、発売は今年秋になりそうとのこと。

 

0.1世紀もの間、待たされたクソ野郎ども(=ファン)的には「それぐらいの刻(とき)、どうということはない!!」ワケですが、身体が闘争を求め始めているのもまた事実。

 

押し入れからゲーム機、棚の奥からはソフト。再びコントローラーを手に取り、立ち上がった、かつてのレイブン(同士)たちよ...

 

 

 

 

ここに「アーマード・コアV 後編」をスタートする!!

 

 

(対応機種 PS3 /Xbox360  発売日 2012年1月26日)

 

...なとど申しましたが、内容はたいしたことないのでご勘弁をあせる今回は「アーマード・コアV(以下「ACV」)」のゲームシステム、プレイ感想を書き綴ってみたいと思います。

 

  ゲームシステム

 

こんなブログ書いていますが、自分はレイブンとして迷うことなく低ランカーAC世界が実存したら、低報酬ミッションをコツコツ積み上げている事でしょう。

 

そんな低ランカーですので、アセンブル(以下「アセン」)は非常に大事。同機体のブレード無双なんぞ、200%無理アンジョー。

 

先ずは「ACV」系作品と他作品の大きな違いを3つほど。

 

「属性」の変化。

 

「実弾」「エネルギー」のみだった攻撃力・防御力の属性が、「KE」「CE 」「TE」 の3つに改められたため、アセンは非常に大事。

 

「KE」は物理的なダメージ、距離による威力の減衰が大きい。「CE」は化学反応を利用したダメージ、距離による威力減衰が少ないが発射速度は遅い。「TE」は熱エネルギーを利用してのダメージ、使用時にエネルギーゲージを消費するが、全体的に高い攻撃力を持つ。(代表的武器として「KE」ライフル、「CE 」バトルライフル、「TE」レーザーライフル)。

 

当然、自機を組みあげるパーツには「属性」を考慮する必要がありますが、慣れてしまえば自然とアセンできます。

 

「レーダー」が廃止され「スキャンモード」が採用。

 

物陰にいる機体を判別、敵基本パラメーターの表示、そしてブースタ-の消費エネルギーも少なくなるこの機能。ハイブーストで攻撃避ける際は必須で、便利な機能ではあるんですが...

 

このモード使用中は攻撃不可乱戦中、勝手にボタンを押してしまい(「R3」)、絶好のチャンスに攻撃できず「うーん、もう!!」というキモチになったのは数知れず。レーダーの方がやり易いかも。

 

ブースターによる上昇制限

 

高所へ到達するには、周辺の障害物を利用した壁蹴り「ブーストドライブ」が必須。チョンチョン蹴らなければ、中量二脚でも全然上昇してくれません。

 

これは身体が覚えていて問題なかったんですが、タンク型は使用不可。なので、あちゃこちゃ移動するストーリーミッションの大半は、高火力タンク型の出番がほとんど無し。残念。

 

 

  ゲーム感想

 

ストーリーミッション(1チャプター)のクドイ長さ。

 

1話あたり、3つのミッションが盛られている感じ。補給可能ポイントがあり、アセンも組み換え可能のため、ヘルプ的にはまずまずですが...

 

ミッション内容は基本単調(敵を職滅して進行~次のポイント~また職滅の「お使い」プレイ)。戦場ならではの、敵軍・味方部隊が入り乱れる場面は皆無。長い割に物語性が乏しく、同じ敵を機械的に撃破するだけのルーティン作業etc

 

これに加え、AC僚機・味方部隊が別ルートで奮戦中といった、臨場感あふれる演出もなし。通信で「バケモノだ!」「た、助けてくれ...うわあ!!」「早く来てくれ、〇イブン!!」などの切羽詰まった声が聞こえてこないのは、なんとも物足りない。

 

オーダーミッションの分かりづらさ。これホントよくない!!

 

地図に散らばっているミッションを選択するのですが、一見では内容不明。しかも、アリーナミッションが無いため、対ACミッションはここから拾うしかなく、効率が非常に悪い。ミッション内容もバカ単純(ほぼ敵の職滅)。

 

対AC戦の相手キャラクターの希薄さ

 

これもアリーナミッションが無い弊害。個々のレイブンの簡潔な解説文(レポート)があればこそ、彼ら敵ACパイロットたちのキャラが浮かび上がり、対戦時のワクワク妄想感が沸きあがるワケですが...

 

本作は機体の種類、特徴以外に何の情報もなし。対戦前に短いセリフを言いますが、これが何とも薄っぺらい。

 

「アハハっ。来た来た。はやく降りてきなさいよ」

「ふーなかなか強そうじゃないか。面倒なことにならなきゃいいが」

「うわぁ...本当に来ちゃった。早く殺さないと弾とかもったいないよな」

 

どのキャラたちも、大抵こんな感じ。何となくの人物像(戦闘狂・プロフェッショナル・軽薄)は推測できますが、「黄色のキャラはカレー好きな力持ち」ぐらいの底浅さ。ここの手抜きはイカンでしょ!!

 

 

こんな感じで、ゲーム内容はイマイチ評価...あれれ? マイナス点ばっかり!?

 

 

気を取り直して評価点。アセンブル画面の見やすさ。

 

従来のPS2「AC」シリーズに似た画面で、非常に分かりやすい(「AC4」系のアセン画面は、個人的にシックリせず)。機体テストも良好で、機体・武器をアレコレ試すのはまさに至福の時(マイ時間がガンガン削られます)。

 

ただ複数機体を登録できないため、ミッションごとにバラす作業はけっこうメンドー。中量二脚・逆関節・タンクの三種ぐらい登録できると便利なんですが。

※これは間違い。機体登録画面ありました。スイマセン!!

 

ガレージを色々変えられる機能も何気に楽しい。お金は余るので、ホイホイ買って気分転換できます♪

 

OVERED WEAPON(オーバードウェポン)の超兵器演出!!

 

本作から登場した、破格の攻撃力を持った超兵器。どんなACでも一撃で破壊、正真正銘のリーサルウェポン。

 

 

とはいえ、デメリットも数多く(ハンガーユニットの装備不可、戦闘中のパージ不可、一定時間のチャージ、ほぼ一回のみの攻撃回数etc)、敵の攻撃を受け始めると、画面は真っ赤っ赤で何が何だか分かりませんあせる

 

とても使いこなせる気はしませんが、ヤバい兵器ならではの演出は必見。猪突猛進の敵AC限定で遊んでます。

 

  結論

 

「ACV」は過去シリーズ作と比べてイマイチですが、プレイすればそこそこ面白く、10年ぶりだとメチャ楽しめる。そんな感じではないでしょうか(フワッとした感想)。

 

とはいえ、次作「ACVD」の方が出来がいいので、初めてプレイするなら、そちらの方がオススメです♪

 

次回はオマケモード「アセンブル・お気に入り武器編」(完全に備忘録)。お付き合いいただき、ありがとうございました!!

 

 

※最後にこのカッコ良すぎるPVをご視聴あれ!!

 

 

ゲーム満足度 65