メリークリスマスと言えばミスターローレンス。そんなクリスマス・イブの夜。
正直、夜勤明けのオッサンには何の関係もありませんが、せっかくだからクリスマス関連の映画でもと、チョイスした本作『サンタキラーズ』。
どう見積もってもB級ホラー間違いなし。聖夜に血みどろ映画なんて、ちょっとステキな気がしませんか??
(2019年 上映時間/1時間43分 監督/ポール・タンター)
ストーリー
4年前、小さな町の精神病院でスタッフ30人以上が焼き殺された。犯人は患者のニコラスとミッシェル。
サンタクロース姿の連続殺人鬼カップルは、残忍だが頭が良く、FBIの指名手配をくぐりぬけた。
生き残りのコートニーは、別の街で身を潜めて暮らしていたが、彼女の父親がニコラスたちに惨殺されてしまう。それは新たな連続殺人の始まりだった...
感想
B級予想はしていましたが...これは「か・な・り~ヒドイっ」(ゼロノス風)。
近年、稀に見るほどツッコミ入れながらの観賞。とはいえ、かつてC級すら下回る〇ソ映画を観続けていた身としては、ギリB級に入れてもいいかなとは思える内容。
会話パート(父娘のやり取りetc)や地元警察・FBIのディテール部分は、意外とリアルを感じますし、主人公である女捜査官のクールビューティぶりはけっこう好き♪
ただ本編プロットはハチャメチャ。整合性なんぞ関係ナシ!!
時間軸はキン肉マン(クリスマスの話が一週間でも足りません)。明らかにヤバいうす汚いサンタ姿は周囲にまったく気付かれず(メタルギアのステルス迷彩並)。銃持ち複数警官をオノだけであっという間に皆殺し(音だけで想像して下さい)。正直キリがありません。
ちなみにサンタクロースコンビは、ブギーマン並みの不死身性なんぞまったく無く、ごくごく一般の殺人鬼。
スラッシャー場面にキレはないし音楽はショボい。しかもラストはなんじゃらほい。観なきゃ映画はいっぱいあるのに、わざわざこんな映画観るなんてバカなんですかみたいな気もしますが...
そんなクリスマスがあってもいいですよね。
(*ノω・*)テヘ
満足度 25点