殺人鬼達が互いの悩みを打ち明け合う集会に迷い込んでしまったホラー雑誌の編集者ジョエルは、無事に逃げられるのか! ?ホラー映画ファンの心をくすぐる痛快作。
ホラー好きであれば、何とも気になる宣伝文句。大作だけでなく、こんな作品も紛れ込んでいるのがアマプラ。さすがコスパ最強のサブスクです。
大傑作ではないにしろ、ある程度は楽しめそうな感じ。ポチッと視聴。
『ホラーマニアvs5人のシリアルキラー』の映画感想。さてどれだけ楽しめたのでしょうか??
※若干ネタバレありです。ご注意下さい。
(2020年公開 上映時間/1時間41分 監督/コーディ・カラハン)
ストーリー
時は1983年。怪しげなバーで泥酔し、倉庫室で眠ってしまったホラー雑誌「殺人鬼マニア」の編集者ジョエル。
目を覚ました彼は、閉店後に開かれていた殺人鬼たちが互いの悩みを打ち明け合う集会に出くわしてしまう。
遅刻した参加者と間違われ、招き入れられたジョエル。殺人鬼のふりをしてやり過ごそうとするのだが...
感想
さっそくネタバレすいません。本作のタイトルは偽りありです。
正しくは『殺人鬼キラー対5人のシリアルキラー』です。
ちなみにホラーマニアは出てきません。主人公はただのダメ男です。
ホラー映画やシリアルキラー好きのマニアックな主人公が、そのオタクぶりを発揮して、リアルなシリアルキラーたちとどう渡り合うのか。視聴する人すべてが期待するであろうそんなプロットは皆無です。
また駄作を引いてしまったのか。スマホいじりながら映画を垂れ流すのか。
しかし、これが意外と楽しめちゃったんですよね。
とにかくゴキゲンにさせてくれたのは、全編にわたって流れる80年代ホラーぽい音楽!!
安っぽいシンセが何とも心地よい。まるでリラクゼーションか!?
テンポの悪さ、コメディとしてもたいして笑えず、主人公が期待ハズレとダメダメな点は多々ある本作ですが...
「殺人鬼キラー」キャリーのカッコよさ。スラッシャー・ゴア場面の容赦のなさ(内臓ボトボト、目ん玉グサリetc)。そしてとにかく80年代ホラー風音楽がサイコーで、なんともノリノリで楽しめてしまいました♪
期待していた料理とかなり違ったけど、意外とイケた。そんな感じ!
満足度 55点